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【プロジェクト学習】平和探究プロジェクトの活動を紹介します!③

クラーク名古屋校の目玉授業の1つでもある、「プロジェクト型授業」について紹介します!

クラーク名古屋校では、社会に出てから活躍できる人材にという目標のもと、自分自身の力で学び続けることができる自律的学習者を育てるための授業を豊富に展開しています。その一つに「プロジェクト型授業」があります。

目次

平和探究プロジェクトとは?

平和探究プロジェクトでは、名古屋大学大学院との高大連携、戦争と平和の資料館ピースあいちとの博学連携のもと活動を行っています。本プロジェクトでは、戦争体験者の方にインタビューを行い、お話を後世へ伝える「語り継ぎ活動」と、お聞きした戦争体験話をもとに問いを立て、実証活動を行う「探究活動」を行います。

今回は、探究活動の内容の一部を紹介します!

学童疎開を経験した木下信三さんへのインタビューを行った生徒たちは、「疎開先では野草をよく食べた」というお話から、「戦時中の人々はどのようにして食料を確保し、日常的な食事の工夫がされていたのか?」という問いを立てました。そしてその実証方法として、戦時中の食事を再現する「調理実習」を行うことにしました。

探究計画を愛知教育大学教育学部助教の加藤真生先生に発表し、ご講評をいただきました

加藤先生から「戦争体験者の方と調理実習を行ってはどうか」をご提案をいただき、戦争体験者の方にコンタクトを取りましたが、結果叶わずでした・・・

12月に行った「調理実習」では、インタビューを行った木下信三さんの著書『学童疎開ちくさ』から「天井の映るような雑炊」と斎藤美奈子さんの著書『戦下のレシピ』から「芋すいとん」を作りました!

雑炊は、具の分量が多く入れすぎてしまい、カボチャの煮崩れが酷い状態になってしまいました。芋すいとんもつなぎの小麦粉の分量が少なく、茹でてる途中で崩れてしまうなど、限られた食材で調理することや戦時中の目線に立って調理することの難しさを実感しました。

ということで・・・

1月に調理実習のリベンジを行いました!

前回に引き続き、「雑炊」と「芋すいとん」を作りました!今回はなんと、平和探究プロジェクト生以外の生徒も参加してくれました!

成功!

雑炊は味が薄く、若干の不快感を伴うような味でした。一方芋すいとんは、サツマイモの風味が感じられ想像より美味しく、少しでも食事を美味しく食べ、空腹を満たすための工夫だったのではないかと感じました。

探究活動はまだまだ終わりません!今回の調理実習の結果をもとに考察を行い、更なる探究活動を進めていきます!

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