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【夏期講習】食品はどうやって保存されている?化学実験講座~2日目~

クラーク名古屋校では、生徒の興味関心をさらに伸ばすため、通常授業はもちろんですが、季節講習として特別授業を展開しています。この季節講習では各教員の得意な分野やつながりを使って展開をしています。

夏期講習の1つでもある「化学が拓く世界」について紹介します。この講習では、身近に潜む化学を4つの実験を通して体感し、化学への興味関心、日常生活の過ごし方について考えてもらう講座になっています。

1日目の様子はこちら!

\ 2日目は食品の保存について考えました! /

食品をそのまま放置しておくと、変色や腐敗が進みます。これらを防ぐために、どのような方法が用いられているのでしょうか?

現代の生活の中で、加工された食品の割合はますます大きくなっています。これら食品を安全に保存するために使われる食品添加物について学びました。その代表的なものが酸化防止剤、ビタミンCです。もしペットボトルに入った緑茶や清涼飲料水が手元にあればそのラベルに記載があるはず!

本日の実験では、酸化還元反応を利用して、ペットボトル飲料に含まれるビタミンC量の測定を行いました!

ビタミンCは酸化防止剤、すなわち還元剤として働きます。今回の実験ではうがい薬に含まれるヨウ素を還元し、色の変化からビタミンC量の測定を行いました。

ヨウ素の入ったうがい薬を薄めた今回の実験液。ビタミンCによって還元されると色がなくなります。
色の変わる実験は生徒の食いつきもいいです!

実験を通じてペットボトルに入った緑茶や紅茶のビタミンC量を測定できました。そこから食材の保存や食品添加物の必要性などについて議論しました。

少しずつ、ピペットの扱いもうまくなってきました!

\ 3日目は洗剤について考えていきます! /

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