【プロジェクト学習】見て、聞いて、歩いて平和を考える!
本校の授業では、生徒が興味や関心を持ったことを主体的に学習できる「PBL」(問題解決型学習)を導入しています。
今回は選択授業「平和探究プロジェクト」を紹介したいと思います。平和探究プロジェクトは、戦争体験者にインタビューし、聴き取った内容をオーラルヒストリーとしてまとめ、校内はもちろん、市民に語り継いでいくことを目標に発足しました。
そしてこの授業の原案は、戦争体験者の高齢化が進み、戦争の記憶が引き継がれなくなるのではないかという危機感を抱いた生徒によるものでした。
今回は戦争体験者にインタビューする準備として、博物館「ピースあいち」の見学と平和公園に遺る戦争のつめ痕をめぐるウォーキングツアーに参加しました。
以下は生徒の感想です。
ウクライナの戦争と日本の戦争はどこか違うものだと思っていたのですが、今回ピースあいちや、戦跡ツアーに行かせていただいたことで一気に現実味が増し、戦争の悲惨さを知り、戦争が終わることを強く思いました。(YY)]
「座学ではなく実際に現地に赴くことでより理解を深めることができ、歴史を学ぶ刺激にもなりました。(TY)」
「普段ちゃんと勉強しようと思わないと学べないことを機会を設けていただきとても感謝しています。ガイドさんもとても話が上手で話が入ってきやすく頭に残る内容で、今後自分達がどうこのことを伝えていくかを深く考えさせられました。機会があればまた伺いたいです。(YM)」
自分で見て、聞いて、歩いて平和について学ぶ意味を体感できたようです。次回は「愛知・名古屋 戦争に関する資料館」の見学を企画しています♪
*昨年度1年生の「公民」の授業で世界遺産検定が主催する「世界遺産×SDGsチャレンジ!プレゼンテーション部門」に挑戦しました。
その中で「原爆ドーム×平和 戦争の記憶の継承方法を考えよう」に取り組んだ生徒たちが「学生語り部育成案」を提出し、優秀賞をいただきました。
https://www.sekaken.jp/wp-content/uploads/2021_presentation_result.pdf