【心理福祉専攻】福祉体験学習を行いました。
生徒一人ひとりの興味・関心を伸ばして、大学進学まで目指せるカリキュラムが特徴です。
今年度の心理福祉専攻では、『高齢者福祉』をテーマに福祉実践の授業を行っていきます。
今回は初回ということで、中村区社会福祉協議会・南部いきいき支援センターの方々をお招きし、「高齢者について考えてみよう!」というテーマで学習を行いました。
生徒たちは、「高齢者疑似体験」「高齢者にイメージを考える」という二つのグループ分かれて学習を行います。
まずはイメージを考えるグループ。
「高齢者って何歳くらい?」というところから考え、 普段目にする高齢者の方々はどんな様子なのか、またどんなことに困っているのかを考えていきました。
さらに、自分が高齢者になったとき、仕事をしているのか、楽しみなことは何か、どんなことに困っているのかを考えて、グループごとに共有しました。
「私は仕事していないと思うな、足腰いたいと思うし、大変そう」
「僕は今テニスをしているから、高齢者になっても続けていたいな」
といったさまざまな声が聞こえてきました。
次は高齢者疑似体験です。
肘、膝に装具をつけると関節が曲がりにくくなり、重りを体や腕、足につけると、体が重くなり、体が自由に動かせない。そんな体験をさせていただきました。
装具を付けた状態で『階段の昇り降り』!
「登りはしんどいし、下りは足がうまく曲がらなくて怖い」
最後に「フレイル」について学びました。
次回はそんなフレイル予防の取り組みをしている「チャレンジクラブ」の見学に伺う予定です。
今年度の高齢者福祉の学習で、さまざまな体験や実習、高齢者との交流を通して、 生徒の皆さんには『自分の人生の歩み方』を考えてもらいたいと思います。