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【探究・渡航】ラオスフェアトレードプロジェクトの集大成!

2024年のCS名古屋の探究授業に
ラオスフェアトレードプロジェクトという授業がありました。

ラオスフェアトレードプロジェクトとは…
フェアトレード商品の開発と販売をテーマとし、
ラオスで実際に販売、もしくは国内での販売を目的とする探究学習のこと

通年で実施したこの授業の集大成として、
3/18に前泊をして 3/19~3/25 の期間で、ラオスへ行き現地交流と商品販売をしてきました!

CS名古屋からは5名の生徒が現地入り!
東南アジアのインドシナ半島に位置する、ラオス人民民主共和国まで行きました!

ところで、皆さんはラオスの伝統衣装をご存知でしょうか。
日本の着物のように各国や地域にそれぞれ美しい伝統衣装がありますが、ラオスには「シン」と呼ばれる素敵な衣装があります。

シンを着用している生徒たち(斜めの帯は「パービアン」という)

ラオスの伝統衣装「シン」とは…
筒型になっており、両サイドをフックで止める形の女性用巻きスカートのこと。
伝統的なシンの構造は、家事などで汚れてしまったときにウエスト部分の布を交換できるようにとウエスト、ボディ、裾の3つのパートに分かれています。

この「シン」、毎日着る伝統衣装ですが、実は手織り布がほとんどです。
シンに関してはみんなこだわりが強く、手織り布を使うのは当たり前!
織り子さんは自分で織った布で仕立てたシンを着ています。

ラオスでは、実際に現地で活躍している日本人の活動や、ラオスの歴史や生活を知るため博物館や市場を視察しました!

解説を真剣に聞く生徒たち

しかし、最近の若者からすると「ちょっと昔のスタイル」といった印象なのだそう。
年配の方やお母さん世代は、普段から家でもシンを着ている人が多いのですが、若い世代は学校や仕事、結婚式やお寺の参拝など、マナーとして着用しないといけないときだけ着るという人が多くなってきているとのこと。

近隣国からの輸入でワンピースなどが普及して、若い世代はトレンドの洋服の方が魅力的なんだって!

そうなると普段着だった伝統衣装が、だんだんとよそ行きのマナー服ってなっていくんだろうね。
日本の着物もこんな道を辿ったのかなぁ…

やはり素敵な伝統は残していきたいですよね。
そこで今回のラオスフェアトレードプロジェクトが生まれました!

CS名古屋の生徒たちはシンで使う布を使って、
ネクタイパスケースといった、色々な人が使える商品の開発・製作をしました。

現地のラオス人の高校生『坂雲寮生』と交流・協力して販売したり、
伝統工芸品の織物シンを使って商品開発したものを、ラオスの人と観光客に販売しました。

生徒達はラオス語が分からない状況でも、
ジェスチャーや翻訳機を通して一生懸命交流していました。
限られた時間の中で、今できることは何かを考え、行動していました。
毎日生徒がすごい勢いで成長している姿を見ることができ、
たくましくなっている様子がうかがえました。
「とりあえずやってみよう!」という
チャレンジ精神も身についたと思います。
試作品だったネクタイが笑顔と接客によりラオス人に1本売れました!!

今回のラオスでの数日間は、
オーストラリアやニュージーランドでの語学留学とは一味違った海外体験となりました!

「大変だったけど楽しかった!」と生徒たちは笑顔で帰ってました!!

来年度も国内外での様々な授業・行事があります。
語学留学をはじめ、少しでも気になったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね

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