クラーク高校では、文化や芸術に直接触れる体験を通して、情操を高め、豊かな教養の育成をしています。今回は演劇を鑑賞しました。
この劇団では、開演のブザーの代わりに大きな拍手で劇が始まります。それは、この劇団の特徴の1つでもあります。
演目はライル･ケスラー作「Touch～孤独から愛へ」（原題「ORPHANS（孤児たち）」）。舞台はアメリカ、北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、２人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、２人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは「元気づけてあげよう」と彼らに手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。
「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。
俳優さんたちの熱のこもった演技に圧倒させられます。
大きな拍手で公演を終えました！
終演後には舞台の上にあがらせていただき、見学をしました！
生徒は皆、興味津々で大道具や小道具を見ています。劇団の方々に気になることを質問しています。
最後に団長の方と交流会をしました。生徒は、「どうやったら人前で緊張しないようになりますか？」や「いつ将来の夢を決めたんですか？」等たくさんの質問をしていました。
東京演劇集団風の皆さん！本当にありがとうございました！
