【商品開発】名古屋産業大学による出前授業で、愛知県 × クラーク高校 の和菓子を開発しました!
名古屋産業大学 傍嶋教授の出前授業!高校生の商品開発
2021年度から開講している「スマートスタディコース」を設置しているSMART名古屋では、高大連携授業を行っています。名古屋産業大学 現代ビジネス学部教授 傍嶋先生をお招きし、地域野菜を使った商品開発をテーマに授業を行っていただきました。
「スマートスタディコース」は、オンラインと通学の2つの学びのスタイルから、自分らしい高校生活が実現できるコースです。自ら問題を発見し、解決する能力を養うための学びをコースの柱として、大学・企業との連携や著名人とのプロジュクト型学習を行なっています。
授業の概要
今回の授業では、地域ブランド開発・商品開発の手法・イベントの活用等の講義も含め、半年間のプログラムに取り組みました。愛知県の地域野菜を活用するため、愛知県庁からもゲストスピーカーをお招きし、地域野菜×高校生 のらしさ・良さを表現することが目標です。
本プログラムの集大成として、名古屋産業大学にて最終プレゼンテーションを実施。生徒自身がリサーチや分析、自分の着想を伝えるパワーポイントを準備、2つのグループに分かれて発表を行いました。
また、同内容をブラッシュアップし、名古屋産業大学 ビジネスデザインコンテストにも出場しました。
各チームのプレゼンテーションの概要
・みしょるす
愛知県産 土田かぼちゃを使用した、スイートパンプキンを考案。かぼちゃ型に成形し見た目も可愛らしい商品です。
スマートスタディコースの生徒たちは自由な時間割で登校しているため、学校内では空き時間に談笑している姿も見られます。そんな環境のなかで、見た目にも可愛らしいおやつがあれば会話も盛り上がるだろうという提案です。
・キャリア探究チーム
愛知県産 土田かぼちゃを使用した、彩り団子を考案。
かぼちゃをペースト状にし、餡に混ぜます。米粉の団子に餡をかけた彩り鮮やかな和菓子です。
これまでの講義で、商品開発ではターゲットを特定すると学びました。この商品のターゲットを17歳の女子高生とし、見た目の華やかさと串の食べやすさを追求しました。
商品の販売
2チームの提案を受け、傍嶋先生が実際の商品として制作してくれるお菓子屋さんを探してくださいました。キャリア探究チームの彩り団子が実際の商品として実現し、販売することが出来ました!
名古屋産業大学 夏祭りで販売
担当教員より
この授業は、商品開発・夏祭りでの販売を目標に取り組んできました。
生徒たちは、正解のない課題に取り組み、グループごとに協力して、商品開発やプレゼンテーションに取り組みました。
授業のない日にミーティングをしたり(みしょるすチームはメンバーの都合が合いにくかったようで、ほとんどのミーティングはオンラインで、自宅から行っていたようです。)、プレゼンや原稿づくりを分担して行うなど、自主的かつ工夫した活動が見られた。自主的な活動だった分、生徒からは「大変だった」と聞いています。
しかし苦労した分、生徒たちのスキルがみるみる上がっていくことを感じました。
半年間の経験を、今後もプロジェクト学習や卒業後の活動に活かしてもらえれば嬉しいです!