【学習】高校生で心理学を学ぶ~基礎の初級編から中級の専門編までが学べます~
クラーク国際では、教職員が全員学習心理支援カウンセラーの資格所持しています。その資格の基礎と呼べる初級編を高校生が学べる科目があります。それがピアアシスタントの授業です。
ピアアシスタントとは……
ピアに「仲間」、アシスタントに「支える」という意味があり、同級生や横の仲間の繋がりから相談できるシステムを構築できる方法などを心理面から学ぶものです。
柏キャンパスでは、1年生が全員、初級の基礎編を学びます。そして、より上級内容を学びたい生徒は「ピアアシスタント専門」の授業を選択して学んでいきます。これを学ぶことによって、日常生活における友人関係をうまくやっていくことができています。
今回の授業では、風景構成法をやってみました。風景構成法とは、絵画療法のひとつです。同時に、描画投影法としての性質も持っています。療法としての風景構成法は、絵を描く行為によってカタルシス効果を促進したり、絵を構成していく中で生じる気持ちの変化、気づきに目を向けたり、絵を俯瞰で見て感じることから、自己理解・自己洞察を深めたりしていきます。
授業で実際に描いてみた後、自分の絵を分析するところまでやってみました。楽しく学べました。風景構成法は、言葉や文字で表現することが苦手な人も、楽しみながら自分の内面を表現できるため、様々な場面で使える手法です。今回の授業で、また一つスキルを習得できました。