【PBL学習】自然科学探究では実験をやりました!
柏キャンパスでは、自分の好きなこと、得意なことを伸ばす選択授業があります。毎年、選択肢も豊富で生徒たちは楽しく授業を受けています。
自然科学探究では、生徒が身近な理科に関わる疑問を解消するために実験方法を立案し実施してきました。1年間の学習成果を発表する成果発表会では、べっこう飴に関する内容や、フィールドワークでの調査結果などを発表し、理科の楽しさを伝えました。フィールドワークの成果発表では、身近な環境汚染外来種問題といった社会問題の解決に向けて自分たちにできることはなんなのかを伝えました。また、べっこう飴に関する内容では、酸加水分解という化学反応の原理を応用して、酢と砂糖を使って甘いべっこう飴をつくることに成功しました。結果が予想しづらい内容だからこそ実験に楽しさが生まれます。
今回の実験では、べっこう飴研究の応用として、美味しいカラメルを探究しました。カラメルは砂糖水を高温で加熱し続けることで、べっこう飴よりもさらに変化した状態ですが、甘さだけでなくほろ苦さも重要となってきます。この実験では、タンパク質の変性実験(プリン作り)とべっこう飴研究(カラメル作り)を並行して行いました。身近な調理過程には理科の原理が応用されていることが多々あります。生徒たちもとても楽しそうに探究できました。自然科学探究では今後も理科をもっと好きになれるような探究学習を目指して生徒たちとつくりあげていきます。