模擬国連春会議に参加しました!
2025年3月、模擬国連春会議に参加しました。全日制の中学校・高校を中心に、主として英語でやりとりする「一般議場」に95組、日本語議場に55組、総計300人以上が集まり、国連大使になりきって、議論します。
今回は「MAGIC会議」と題して、魔法による攻撃・防御の力をいかに使用制御するか、前年度にも好評だったフィクションの設定で、世界のパワーバランス調整に尽力します。核の保有・使用制御にも似た議論ですが、各国大使は皆、真剣そのものです。
クラーク国際の2人はスリランカ大使として、核保有国の中国や、魔法使用を厳格に禁じる国々との協調を目指しました。どのような場面でどのような策が有効か、各国の利益を保ちつつ、世界平和を目指すにはどうすればいいか――生徒は、開催前の膨大な調査を携えて、当日の議論に臨みます。それまで、どれだけ模擬国連を経験してきたかは大きな武器になりますが、今回、初参加の生徒も「知らないことを知ったかぶるより、素直に教えてもらいながら、議論する方が有効だった」「知らないことがたくさんあっても、まずは議論することが歓迎された」と模擬国連に参加する醍醐味を語っていました。
多くの知識と高度なコミュニケーション力が求められる模擬国連ですが、国際的な活動に興味を持ち、他校の生徒ともかかわってみたい! というその意欲の有無が、活動の成否のカギとなります。今春からペアを組んだクラーク国際の2人は、模擬国連のスタートラインにようやく立ったばかりです。さらなる成長を見据えて、活動を続けていく予定です。
