【授業:ピアアシスタント】一生役立つ見えないスキルを培うために
さあ、本日から新学期の授業がスタートしました! 7月まではなかった新しい授業も、9月から増えています。
その一つが「ピアアシスタント」です。他者との関係を通じて、ソーシャルスキル(社会で役立つスキル)を磨く、クラーク独自の科目で、1年生は必修となっています。
今年7月まではスクーリングで1年生のみ、授業を行っていました。「高校生活でやっぱり大事にしてもらいたいね」と教職員で確認し、9月から選択授業に追加されました。おかげで初回の授業から、1年生以外の生徒も、さっそく参加してくれています。(この「必要ならすぐやる」スピード感も、クラークならではです!)
今日の初回授業では「なぜ学ぶのか」「他者とかかわるとはどんな影響を受けることなのか」を2時間続きで学びました。授業の前半を理論、後半を実践で構成しています。
英数国の主要科目で主に扱う、目に見える知識とはちょっと異なり、ピアアシスタントは、見えない力を養うための授業です。理論もグループで話しながら楽しく。後半の実践は「無人島に3つ持っていけるなら、何にするか」「英語が第一言語じゃない国で、スマホや翻訳機以外に何があればいいか」と、正解のない問いを話し合いました。
授業後の感想も「人と話し合うのはとても楽しいことだなと思った」「色々な人と意見の交換ができて、自分にはない発想の意見があってよかった」と、生徒にも楽しんでもらえた様子がうかがわれます。
授業の初めには、ベストセラー「LIFE SHIFT」の著者、リンダ・グラットンさんの講演を紹介する新聞記事から、「未来のために、今育てたい力」についても、生徒と話しました。高校生活で一生、役に立つ目に見えない、でも大切な力・スキルを鍛え、磨いてもらえるよう、教職員が全力でサポートしています。