【商品開発】クラーク高校販売会 3月2日(土)決定!!
今年度の「キャリア学習Ⅱ1」の授業では産学連携の商品開発を行っています。
TIBC福岡校以外に、福岡農業高校食品科学科(NPO法人Eating Love Circle(E.L.C))様と、みるく畑くりやま様、ROC IA SAGA, LLCの連携のもと実施した通年授業です。クラーク高校2年生は、ClariMate(クラリメイト)、釈迦釈迦、ベジタリアンの3チームで構成されそれぞれが商品を考えました。
・福岡農業高校食品科学科 NPO法人Eating Love Circle(E.L.C)様
アイデア出し、商品試作、製造
ブドウアイスの試作、商品製造
教育機関連携と企業連携づくり、授業サポート
本授業では、「生徒たちが身近に感じる食品ロスとは?」からスタートし、その集大成として3月2日(土)にガーデンズ千早様にて販売会を実施いたします。クラーク高校2年生のアイデア・感想などの一部を原文で公開させていただきます。
SDGsの知識
SDGs(エスディージーズ)は「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語に直訳すると「持続可能な開発目標」という意味を表します。
持続可能な開発目標とは、貧困、不平等・格差、気候変動による影響など、世界のさまざまな問題を根本的に解決し、すべての人たちにとってより良い世界をつくるために設定された、世界共通の17の目標です。
SDGsには2030年までに達成すべき17の目標が掲げられており、これらは2015年に開催された国連サミットにおいて採択されました。
食品ロスについての知識
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。 日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は523万トン(※)。 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。
売れ残りや食べ残しの本来食べることのできるはずの食品が廃棄されてしまうことです。大量の食品ロスが発生することにより、様々な影響や問題があります。食品ロスを含めた多くのごみを廃棄するため、ごみ処理に多額のコストがかかっています。また可燃ごみとして燃やすことで、CO2排出や焼却後の灰の埋め立て等による環境負荷が考えられます。
普段使わない野菜の皮や芯は捨てられたり、少しでも傷んでたり傷がついてたりすると捨てられちゃう食べ物はジュースやアレンジレシピなどで使うことができます。
日常で意識していること
フードロスを学んでから簡単に食品を捨てないようになった。食事中、余っているけれど満腹で食べられないという状況になることがある。そのようなときにすぐに捨てるのではなく、ラップなどをかけて後で食べられるように工夫している。
私は、日常で当たり前とする3Rや節電節水を意識しています。これらをすることによって地球温暖化を少しでも防いだり世界のゴミ問題を引き起こす環境問題にも配慮できます。
キャリア学習IIの授業を1年間実施した感想や変化
商品開発を通して感じたことは、自分たちが考え、どうゆう商品にするかや、どの年代に向けるか、何の素材を使うか、どうゆうデザインにするかなど、考えることが多く商品一つに多くの考えが詰まっていると感じた。
初めて実際に商品の開発に関わって、「誰をターゲットとするか」や「どうやって人を笑顔にするか」などのアイデアやイメージを考えたりして商品開発とはこういうものなのかととても身になったと思った。色々な人が協力しあって出来たひとつの商品なんだなと実感した。
思ったより難しかったけど楽しかった。
少しの工夫でフードロスを解決することができる!
私は、日常で当たり前とする3Rや節電節水を意識しています。これらをすることによって地球温暖化を少しでも防いだり世界のゴミ問題を引き起こす環境問題にも配慮できます。
フードロスというテーマで商品開発をするって聞いた時は、商品開発をするといってもまさか本物の商品をつくると思っていませんでした。しかしぶどうアイスというアイディアをもとに実際の商品が作られたのを目にした時とても感動しました。同時に自身で考えたアイディアが実際の商品になり他の人に食べてもらって美味しいと一言もらうのがどれだけ嬉しいことなのかを実感しました。こういった商品開発を授業の中で実践することで自身の変化にも影響することが分かりました。この貴重な経験を大切にしていきたいです。
漠然としたテーマのもと、フードロスや商品開発の手順について何も知らなかった私たちが今、ここまで大きなプロジェクトとして活動できていることはことは本当にすごいことだと思います。1年間の学習を経て、フードロスの知識や商品を開発するにはどんな過程が必要なのかなど多くの知識がつきました。この経験を活かして、世界問題の解決に積極的に貢献していきたいと思います。
食品ロスについて全く知らなかったけれどこの授業を通して、食品ロスについての理解を深めて実際に商品を作ったことでより問題についての理解や解決策を学ぶことができた。いつも捨てる食材で作った商品を試食したときこんなに美味しいものが作れるのに捨ててしまうことが勿体無いと思ったので、この授業を通して食品ロスの問題が少しでも多くの人に届いて解消されるといいと思いました。
授業の裏側公開中
この授業の裏側は担当教員運営の 産学連携の商品開発note をご覧ください!!
- 「キャリア学習」とは、非認知能力(数値では計ることのできない力)の育成を目標に、各キャンパスがあらゆるアウトプット(発表の場所やプレゼンテーションの場など)を設け、生徒自らが成長を感じられるようにする21世紀型の教育の1つです。
TIBC福岡校の「キャリア学習Ⅱ」では、産学連携の商品開発を行っています。 ↩︎