宇宙教育~模擬月面栽培でイネを育てよう~
- 宇宙探究プロジェクト始動中
- 「宇宙の日」とは?
- 宇宙探究部設立!
- 播種~栽培管理
- 今後の活動
宇宙探究プロジェクト始動中
クラーク記念国際高等学校では、「宇宙の日」共通イベントとして、「模擬月面米栽培プロジェクト」を実施しています!
「人は将来、月に移住することになるかもしれない。そうなったときに必要な食料を、月でどう調達できるのでしょう?」 この課題に対し生徒たちは、月面を想定したお米栽培に挑戦しています。
どのように育てれば月でもお米が育つのか、様々な仮説を立て、検証していくこの探究学習を通して、生徒の考える力を育みます。
「宇宙の日」とは?
全国のクラーク生で構成される宇宙探究部で、生徒たちが主体となり人工衛星「Clark-sat1」が開発されました。2023年11月10日に、このClark-sat1はSpaceXのロケットに載り、ケネディ宇宙センターから打ち上げられました。そこで11月10日をクラーク国際の「宇宙の日」といたしました。
宇宙探究部設立!
福岡中央キャンパスでは模擬月面栽培に挑戦する生徒たちでMFL(Moon Farm Labo)を結成し、日々探究活動に励んでいます!今回の探究プロジェクトでは、模擬月の砂「レゴリス」を用いてイネを育てるミッションに挑戦しています。使用しているレゴリスは、成分は異なりますが、JAXA相模原の実験棟でも使用されている、月面を模した砂です。
播種~栽培管理
5月末にイネの芽出しを行い、6月からバケツに移植することで、いよいよ栽培管理がスタートしました!
生徒はイネの栽培方法から調べ、自分たちで考えた肥料を持ち寄りました。肥料は、月の環境を汚染しないようなものにしなければなりません。この難題に対し生徒は、化学肥料ではなく、家庭で調達できる肥料を使い栽培することを決めました。また、栽培条件を変えることで対照実験を行っています。
今後の活動
すでにバケツ毎にイネの様子に変化が表れています。この変化はどのようなことが原因なのかをMFLメンバー全員で調査し、宇宙でイネを育てることが可能なのかを探究していきます。