【パフォーマンス専攻、新たなるステージへ ～　挑み続ける灼熱の夏！】

2024年の酷暑の中、パフォーマンス専攻及びクラーク記念国際高等学校演劇部は様々なステージでのパフォーマンスを行いました。いずれ劣らぬビッグイベントに生徒たちがどのように挑戦したのかをご紹介していきます。

【舞台の基礎を教えよう！（福岡地区演劇部門技術講習会）】

毎年行われている、舞台や照明、音響など演劇にかかわる様々なことを享受する〝舞台技術講習会〟に当校演劇部顧問の瀧本雄一先生が講師として、福岡の高校演劇に携わる沢山の高校生たちに向けて講義を行いました。
講演の前に実演として、部員一同で創部2020年「ＦＬＯＡＴ」から2023年「ブギちゃんはそまらない」までの全作品をダイジェストでお送りしました。
実技演技の後は瀧本雄一先生による舞台に係る様々な事を高校生たちに向けて教える機会がありました。平台、箱馬、ＳＳ照明、ナグリ等の舞台用語やその解説に、福岡地区30校の参加演劇部の皆さんはしきりにメモを取っていました。
会の最後には平台などの舞台セットを組み立て、その上に立ってみるなどの〝さわって学ぶ〟講義に代わり、参加生徒も目を輝かせて非常に楽しんでくれている様子でした。

【大阪遠征公演！！（FLOAT)】

上演依頼が当校演劇部にもたらされました。2021年に全国優勝を果たした「ＦＬＯＡＴ」をぜひ大阪で上演してほしいとの依頼でした。
会場は大阪富田林にある、『すばるホール』という劇場です！
今回の大阪遠征では有志の部員、そしてなんと大阪梅田キャンパスの生徒協力、出演までしていただいたこともあり、大成功のうちに上演を終えることができました。
当校の宝である「ＦＬＯＡＴ」は初演から数えて三代目の主役。
代々受け継がれ、多くの方々に同作品が愛されることは本当に部員一同本当にうれしい事です。
また、長崎創成館高校演劇部や大阪精華高校演劇部などの強豪校も参加されていて、お互いの演技を見て、学ぶという非常に有意義な時間となりました。
会の最後には〝作品をどのように講評するか〟という点に重きを置かれた講演会があり、演劇作品の見方や、評価のポイントなどを細かく教えていただきました。
大阪梅田キャンパスの皆さん、大阪精華高校及び長崎創成館高校の皆さん、そしてこの会を行うにあたり奔走してくださった皆さんに、感謝するとともに、高校演劇のすばらしさを再発見できる非常にいい学びの場となりました。

【新作：Moat 始動 ！】

在パフォーマンス専攻では秋の大会に向けて、新作演劇作品「Moat」の稽古に励んでいます。
Moatとは日本語で〝城掘り〟の意味。他にも沢山の意味が込められているタイトルになっています。
しかも今回はクラーク高校初の「SF作品！」
みんな自分の役に向き合って、新しい演劇を作る事の楽しさに一生懸命です。
上演は10月中旬。直前までいいものを作ろうと奮闘していく事でしょう。
クラーク高校演劇部の作品は顧問である〝瀧本先生〟が一人一人と面談を行い、脚本の材料としています。その子にあった役、その子に挑戦してほしい演技などが盛り込まれた脚本は〝当て書き〟と言われ、世界で自分だけの役になります。
あなたもパフォーマンス専攻に入学して自分だけの役を見つけてみませんか？パフォーマンス専攻の2024年夏の挑戦を紹介してきました。このほかにも夏祭りでのダンス出演や、韓国東西大学からの進路ガイダンス＆Ｋ－ｐｏｐ講座等様々なイベントが開催され、多くの刺激を受けました。
あなたもパフォーマンス専攻に入学して新しい自分に出会ってみませんか？