【パフォーマンス専攻】博多伝統芸能体験から大いなる学びを!
◇博多の芸子さん達のお座敷遊び体験!
先日パフォーマンス専攻の一同は博多の芸子さんたちによる伝統芸能体験に参加しました。伝統芸能ということで身を固くして挑んだ一同でしたが、芸子さんたちの楽しいパフォーマンスや、お座敷遊び体験等、終始学びと笑いに満ち溢れた会となりました。
◆所作・立ち振る舞いを学ぶ!
会の終わりには質問コーナーなどがあり、参加生徒たちは様々な質問を投げかけていました。中でも生徒たちが目を輝かせていたのは所作のお話でした。和事でいうところの【所作】とは着物を着て行う立ち振る舞いの事になります。着物を着ると、足を大きく開いて動いたりといったことが難しくなります。また、腕の動かし方や重心の取り方等、普段私たちが生活する動作とは違ったものになるのです。博多芸子さんたちの美しい所作を学ぶべく、今回このような会に参加させていただいたのでした。それにはパフォーマンス専攻ならではの理由があるのです。
◇学びを生かして演技に挑む
パフォーマンス専攻では毎年【引継ぎ公演・卒業公演】と題して、【時代劇】を披露しています。刀を使ったアクション【殺陣】もさることながら、その作法、そして博多芸子さんから学んだような所作にも取り組んでいきます。また、それだけでなく時代劇を演じるにあたって必要な【地域史】も学びます。そう、何かを演じるにあたって、生徒たちは様々なことを総動員して公演に挑むのです。先輩方の中にはそういった経験を元に時代劇の現場やアクションの現場に進む方もおられます。【芸は身を助ける】とは言いますが、演技の技術だけでなく様々な知識やスキルを持って卒業していくのです。
◇三年間の集大成・卒業公演!
そんな生徒たちが今頑張って稽古を重ねているのが卒業公演「万葉千手百歌の理」です。この作品は講師である瀧本雄壱先生がお書きになった作品で、これまで様々な先輩方が演じてきた伝統ある作品です。現生徒の中にはこの作品を見て入学してきた子もいて、あこがれの作品となっています。皆さんも是非私たちパフォーマンス専攻卒業公演をご観劇ください。生徒一同心からお待ちしています!