【パフォーマンス専攻】福岡地区・最優秀賞受賞！　～令和４年度福岡県高校総合文化祭＜演劇部門＞～

2022年11月10日

１０月２８日～２９日、福岡県新宮町の「そぴあしんぐう」にて令和４年度高等学校文化連盟・演劇部門、福岡地区A大会が実施されました。
大会には本校のパフォーマンス専攻が参加し、見事「最優秀賞」を受賞しました。
　※大会へは、連携先であるクラーク記念国際高等学校の演劇部として出場しています。

高文連・演劇部門　最優秀賞を受賞しました

10月初頭、校内公演でお客様に初披露して様々なお褒めの言葉をいただき自信をつけた部員達は、10月28日、「そぴあしんぐう」にて、ついに福岡地区大会に挑みました。
福岡地区は全国的にみても参加校が多く、実に30校近くの学校が競い合う激戦区です。
そんな中、見事「福岡地区大会・最優秀賞」、今大会での最高の賞をいただく事が出来ました！
部員達は手を取り合ってその喜びを感じあっていました。
舞台の上は良くも悪くも平等です。
１度舞台に立ったなら後輩も先輩もなく、平等に表現者として見られるのです。
もうそこには新人演劇部員としての顔は無く、一表現者としての誇りと喜びがありました。
最優秀を受賞したことにより、次の「福岡県大会」に推薦され、大会に向けてより一層作品に打ち込んでいます。
勿論、目指すはその先の九州大会、そして！全国大会での優勝！
かつての先輩達が成し遂げた事、それだけではなくもっとその先の目標を目指して！

演劇の甲子園「高文連・演劇大会とは」

芸術の秋、日本全国の演劇部が各々の会場で、地区でスポットライトを浴びる季節となりました。
高等学校文化連盟・演劇部門は演劇の甲子園と呼ばれ、各地区で様々な作品を上演し、表現というフィールドで鎬を削る高校演劇部にとって最大の大会です。
全国で2,100校を数える演劇部はこの大会に向けて活動をし、演技に発声に研鑽を重ねます。
勿論目指すは全国制覇！
2,100校の頂点を目指して青春を駆け抜けていきます。
昨年、本校のパフォーマンス専攻（連携校・クラーク記念国際高等学校演劇部）はその頂点に立ち、全国制覇を成し遂げました。
文部科学大臣賞をはじめ、様々な賞を受賞し、全国放送をはじめとしてメディアにも多く取り上げていただきました。

最優秀賞受賞作品「せきがえ」ができるまで

２度目の全国優勝を目指して、パフォーマンス専攻（クラーク記念国際高等学校演劇部）では、新作品「せきがえ」をこの１年間準備して来ました。
この作品はパフォーマンス専攻の講師であり、演劇部顧問でもあり、昨年全国優勝に導いた瀧本雄一先生が、部員一人ひとりと面談を重ね、その一人ひとりに役をあてがい、作られたオリジナル作品です。
作品には実際の生徒たちの様々な個性が描かれていて、一人ひとりの役を生徒達は生き生きと演じています。
部員達は夏から練習を重ね、演技だけでなく、ダンスや歌と様々な表現方法への挑戦も、作品を彩る要素になっています。
時にはつらい練習も、仲間たちと一緒に寄り添いながら、先輩達が残して下さった「全国優勝校」という名を汚さぬよう、努力を重ねて作品を作りあげてきました。
それは１年生も同様です。
パフォーマンス専攻（クラーク記念国際高等学校演劇部）は全員野球です。
新人であろうともメンバーの１人として、先輩に追いつけ追い越せの精神で必死にくらいついていました。

福岡校のパフォーマンス専攻が目指すもの

パフォーマンス専攻が目指しているのは全国優勝だけではありません。
演劇に、大会に、そしてものづくりに教育者、生徒の枠を超えて一緒に邁進する事で、生徒たちは自己肯定感を、協調性を高め、自身を表現する事の喜びを得て、発信力をどんどんアップしていきます。
役者のプロを育成することが目的ではなく、「表現教育」を通してとても大切な「人間力」を育む事を目指しています。
私達と共に作品づくりをしませんか！？
是非貴方にもスポットライトを当てさせて下さい。きっと貴方自身もまだ見えていない素晴らしさが光り輝くはずです！