宇宙環境と地球環境を考える日　～高校生で初・人工衛星(CLARK sat-1)打ち上げ報告会～

人口衛星打ち上げ記念報告会

１１月１０日（金）AM10:28 に高校生で初の人工衛星「CLARK sat-1(AMBITIOUS)」を載せたロケット「Falcon９」が無事打ち上げられました。
現在、国際宇宙ステーション（ISS）へと運ばれ、今年中にはISS「きぼう実験棟」から放出され、放出後１カ月程度で宇宙空間での運用が開始となります。
１１月２７日（月）にロケット打ち上げを記念し、連携校クラーク国際高校全体で「打ち上げ報告会」が実施されました。

高校初の人工衛星「CLARK sat-1(AMBITIOUS)」

今回打ち上げた人工衛星は、宇宙空間で生徒によって考案されたミッション達成を目指していきます。
生徒同士の協議により衛星のミッションは４段階に設定されています。

打ち上げ報告会

クラーク国際高校全体で視聴した「打ち上げ報告会」。
本会場はCLARK NEXT Tokyoで行われ、Youtube LIVEで配信されました。
この報告会には「宇宙探究部」が中心になってこれまでの軌跡を紹介していきました。
福岡からは生徒会長である原さんが参加。原さんは入学直後に発足された「宇宙探究部」に参加。３年間、この部活動の中心人物の１人として活動をしてきました。福岡のイベントでは、原さんが制作したペットボトルロケットが何度も打ち上げられたほか、実際の打ち上げの時は、リアルタイムで解説付きの実況もしてくれました。高校卒業後は、国立の室蘭工業大学でロケットエンジンなどの開発に関する研究に携わる予定になっています。

記念イベント

人工衛星のミッションの１つに「スペースデブリ（宇宙ゴミ）を撮影し、宇宙環境の問題を訴求していく」というテーマがあります。
ロケット打ち上げを記念するこのイベントでは、このテーマに基づいて「宇宙環境と地球環境について考える」とし、各拠点で様々な取り組みが行われました。
本学では「学校として取り組める地球環境問題を考える」「実際に地域清掃を行う」ことに取り組みました。