探求学習【キャリア学習】1年間をかけて思考したプレゼンテーションの成果の発表！

「キャリア学習」とは

スマートスタディコースでは、Ⅱ・Ⅲコースの生徒対象に探求学習の授業をいくつか展開しています。
その中でも、「キャリア学習Ⅰ」は１つの企業のインターン生となり、自分たちが選んだ企業のミッションに答えていく、という授業になっています。
スマート福岡では、７つの企業の中から「キモノハーツ」を選択し、考えを深めてきました。
今回はその集大成として１/１０(水)、校内プレゼンテーション大会にクラークスマート福岡代表として出場しました。

プレゼンテーションプランの思考錯誤

実はこの舞台で発表するまでに、２度回も案を変更しています。
１度目は、「地域との繋がりを深める」ということで高齢者に対しての着付けサービスを考えていました。
しかし、先生たちに発表を見てもらい、多くのアドバイスをもらう中で、いざ実現しようとした時の問題点を解決することができずに、断念しました。

２度目の修正

２度目は、「成人式」にフォーカスを当てた案を発案し、実際の企業の方に来校していただき、発表しました。
「良い案だ」とほめていただいた一方で、「着物から離れて考えてみるのもおもしろい」という意見をもらいました。
そこから、「着物」とは離れた案を提案しようと考え始めました。
着物と密接している企業からのお題だったので、なかなか「着物」から離れることができませんでしたが、日本固有の「絞り染め」と着物を作る布を使った案となっており、「着物」という枠組みを超えた案を提案することができました。

会話を楽しみながら受けられる授業

何度も案を考え直しているということで、「難しそう、自分にはできない」と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうわけではありません。
もちろん真剣に考える・話し合う時間もありますが、むしろ日常会話や趣味の話など、一見関係ないように感じる会話から案は生まれてきました。
楽しく会話しながら授業を行っています。

プレゼンテーション大会当日

プレゼンテーション大会当日は全日制コースの人数の多さにやや戸惑っていましたが、自信をもって発表をしていました。
前日のリハーサルでは話す順番やマイクの渡し方、声の大きさ等に不安が残っていたのですが、生徒同士で話し合って、本番にはきちんと修正してきており、そのスピード感と成長には驚かされました。
後は企業の方からのフィードバックが戻ってくるのを待つだけです。
自分たちの考えた案に何と言われるのか、ドキドキです。