【企業との連携授業】九州電力と初のコラボ授業!新しい未来のエネルギーのカタチを考えよう!
九州電力株式会社との連携授業
今年5月から8月にかけて、CLARKSMART福岡校では九州電力株式会社との連携授業を行いました。今回の授業は福岡校以外にも熊本キャンパス・鹿児島キャンパスの3拠点合同で実施し、合計で6チームのグループが参加しました。
スマートスタディコースでは、自ら問題を発見し解決する能力を養う「プロジェクト型学習」として、企業との連携授業を行っています。福岡校以外にも、全国のキャンパスで シヤチハタ株式会社やスマートニュース株式会社 などの様々な企業と連携してプロジェクト型学習を行っています(詳しくはこちら)。九州電力株式会社と福岡校が連携授業を行うのは今回が初めてになります。
実際の授業風景
今回のプロジェクトのお題は
「全国民を納得させることができる発電方法とその割合を決定し、その根拠となる理由を提示する」
というものでした。福岡からは9名2チームで参加し、プロジェクトの案をグループで話し合いながら考えました。
〇そもそも発電方法にはどんな種類があって、メリットとデメリットはどのようなものなのか?
〇火力や水力、原子力といった発電方法は実際どのくらいの割合で使われているのか?
〇発電できる電力が多いことと、安全性が高いことはどちらの方が国民は望むのかな? などなど
九州電力の方から電力のことや環境保全のことなどを実際に講義を受けてまずはインプット。でも初めのうちは疑問だらけ。調べてすぐに解決できるものもあれば、九州電力の方に実際に質問して初めて解決できたものもありました。福岡以外の熊本と鹿児島のチームともZOOMを使って意見交換し、どのような発電方法が良いのか、その発電方法はどのくらいの割合が良いのかということを固めていきました。
中間発表~最終プレゼン
6月に一旦中間発表を行いました。
九州電力の方からのフィードバックをもらい、7月末の最終プレゼン発表に向けて再度練り直しました。
7月末の最終プレゼン。福岡からはそれぞれのチームが下記の内容でプレゼンしました!
プレゼンテーションのテーマは!?
チーム①:田んぼの用水路を使った水力発電や飛行機による太陽光発電、養豚場等の廃棄物を使ったバイオマス発電を使ってカーボンニュートラルを実現できる新しいエネルギーを作る
チーム②:原子力35%, 太陽光25%, LNGコンバインド火力, バイオマス10%, その他10%で運用し、低コストかつカーボンニュートラルを実現させる
どちらの発表も新しいエネルギーと現在のエネルギーのバランスや課題について考えることで、中間発表の際よりもより深く、より実現可能と思える発表となりました。九州電力の方からは、「どの班もそれぞれ独創的で、実際に今から実現できそうな発表があったりと刺激になった」と好評をいただき完結しました。
今回のプロジェクトでは、インターネット等で調べるだけでなく、全国のクラーク生へのアンケート調査などを行い、その意見を根拠としても提示するなど、自ら探求しながら課題解決に向けて取り組むことができました。同じプロジェクトの解決を目指すメンバーとの仲も深まり授業後もよく話したりするようになりました。
後期からも別の企業連携授業が開催されます!今回参加してくれた生徒はまた参加したいと言ってくれており、すでにメンバーが決まりつつあります!後期もどのようなプロジェクトになるのか楽しみです!