私たちにできること:持続可能な未来への第一歩
目次
【前回の記事はこちら】
今年の5月から、九州電力株式会社に協力していただき、カーボンニュートラルとエネルギー問題について探求を続けています。
6月27日に玄海原子力発電所に見学に行った記事はこちらです。
見学の後、いろんな意見交換を行い、たくさんの問いが生まれました。
そこで、今回は、九州電力にご来校いただき、質問に回答していただきました。
電力の現状
今年の夏は、例年にない暑さを感じた方も多かったと思います。実際、この約100年間で地球の平均気温は1.1℃上昇しています。さらに、このまま対策をしなければ、2100年には最大4.4℃上昇する可能性があると言われています。
これから未来を担っていく私たちは、何ができるのでしょうか。
節電に「正解」はない
「プロから見た節電方法は何ですか?」という問いに対して、専門家はこう答えています。
「これ!というものはありません。冷房や冷蔵庫を使わないというわけにはいきません。大切なのは、継続してできることを常に考え続けることです。息切れしない範囲で長く続けること。そして何より、常に考え続けることが重要です。これは、勉強と同じです。教科に限らず、こういった問題に向き合う姿勢は素晴らしい学びの一環です。」 この言葉を聞いて、私たちも日々の学びを見直し、さらに取り組んでいこうと強く感じました。
「問いを持つ」ということ
クラーク国際では、「問いを持つこと」を大切にしています。現状に満足せず、常に問いを持ち、改善していく姿勢が重要であると考えています。これを実現するため、生徒が多くの「問い」に向き合うことができるようなプログラムを多数提供しています。