【キャリア学習】クラーク国際広島の2年生が“歩きたくなる地図”づくりに挑戦！～G7広島サミットに向けて～

2022年12月17日

クラーク国際のプロジェクト型学習では、仲間とチームを組み、すぐに答えが見つからない“答えのない問い”に対してチームで役割分担しながら、協働して解決していく授業を展開しています。これらの学びを通じて身につくのは、「やりぬく力」や「協働する力」といった、主体的に自立して学ぶために必要となる力。クラーク国際では、こうした“社会に通用する力”と確かな学力の両方を伸ばし、未来を自ら切り拓き、力強く生き抜くことのできる力を育みます。
今回は１年生から２年生にかけて展開される「キャリア学習」の授業での取り組みです！

前回のマップ作りの取り組み

今年の8月に広島で開催されたWCCE2022で訪れる外国人に向けて、広島大学の匹田先生と協働して「100メートルマップ作製プロジェクト」として実施しました。実施内容では、ヴェジタリアンやヴィーガン、車イス利用者など多様な方々が広島のまちを安心して歩くことができるための情報をインタビューをもとにまとめ、より伝わりやすいマップを作製してきました。

前回の取り組みを詳しく知りたい方はこちら

今回のキャリア学習Ⅱでは、来年の5月に開催されるG7広島サミットに合わせて、引き続き広島大学の匹田先生と協働して「“歩きたくなる”地図づくりプロジェクト」として、前回のマップをさらにグレードアップさせるために実施しました。

G7広島サミットとは

G7サミット（主要国首脳会議）とは、仏、米、英、独、日、伊、加（議長国順）の７か国並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して、毎年開催される国際会議です。このサミットでは、2023年5月19日から5月21日まで広島で開催される予定です。

G7広島サミットについてはこちら

“歩きたくなる”地図作りの目的について

G7広島サミットで広島へ訪れる関係者の方々に、広島の魅力を感じて、もっと広島のまちを“歩きたくなる”ような地図をつくることが目的です。前回のマップ作りでは、ガイドの際に重要な情報を入れたり誰もが安心して、まちを歩くことができるよう情報をまとめ、表現したりすることが主な活動でした。今回の活動では、前回の地図作りのさらなるグレードアップをさせるために、生徒がフィールドワークやグループワークを通じて、広島に訪れた海外の人々が“歩きたくなる”地図の完成を目指しています。

実際の活動について

前回に引き続き、広島大学の匹田先生率いるゼミ生のみなさんとクラーク国際広島の総合進学2年生とで“歩きたくなる”地図づくりプロジェクトを実施しました！

まず、前回完成させた地図の振り返りを実施しました。振り返りでは、広島に訪れる海外の人々が広島のまちを安心して歩くことができるための情報が多く、“歩きたい”と思う情報が少なかったことに気が付きました。

では、“歩きたくなる”地図とは、どのような情報が必要であるのか？どのように表現すればよいのか？
生徒たちは答えのない問いに対して、グループで試行錯誤しながら進んでいきます。
広島のまちの魅力をより知るために、生徒たちはフィールドワークも実施しました。

フィールドワークでお店にインタビューした内容やおすすめのスポットとして紹介したい写真、地図の色塗りなどを学校に帰ったのちに、グループで整理し、文章にまとめました。

最後に

クラーク国際広島では、プロジェクト型学習として未来に向けた力を育むキャリア学習の授業を実施しています。この学びを通じて、主体性・協働性・多様性・思考力・判断力・表現力の６つのスキルを身に付くことができます。今回のプロジェクト（キャリア学習Ⅱ）では、６つのスキルの中でも特に多様性をテーマにしたものでした。このプロジェクトをきっかけに生徒一人ひとりの将来のキャリア形成に繋がっていき、社会で通用する力を身に付けていきます。

今回、キャリア学習Ⅱの授業を通じて実施した“歩きたくなる”地図作りプロジェクトの様子が11月21日のTSSの番組「ライク！」に特集されました。
下記のリンクからTSS公式のTikTokで映像が視聴できますので、是非ご覧ください！

@hiroshima_tssnews
来年５月に開催されるＧ７広島サミット。海外から広島を訪れる外国人のために高校生たちが作りはじめた特別な地図。地図には不思議な力があります。#広島県広島市 #歩きたくなる地図 #クラーク記念国際高校 #高校生 #G7広島サミット #外国人観光客 #tiktokでニュース
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