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【硬式野球部】逆転&5回コールドで初戦突破!春夏連続甲子園へ最高のスタート!

第104回全国高等学校野球選手権大会北北海道大会空知支部予選Aブロック1回戦が6月30日、北海道・岩見沢市営球場で行われました。春夏連続甲子園出場を目指すクラーク国際(深川)が、11―1の5回コールドで岩見沢緑陵高校を下し、夏の初戦を突破しました。
エラーがらみで1点を先制された直後の3回裏でした。3番・新岡真輝(まなき)中堅手(3年)が犠牲フライを放って1−1の同点に追いつきました。2アウト満塁となって、バッターボックスには6番・越智飛王三塁手(3年)が入りました。2球目のストレートをジャストミートした打球はレフト前ヒットとなり、二塁と三塁からランナーがホームに還ってきました。勝ち越しの2点タイムリーを放った越智三塁手は、一塁で派手なガッツポーズを決めました。「ベルトラインのボールを、右腕をかぶせて打つ。イメージどおり」と越智選手。春季大会の前から毎朝5時半に起き、1人でバットを振り込んできた成果が出ました。
左腕エースの山中投手は4回まで投げて9奪三振。エラーの影響で1点は失いましたが、3回表以外はすべてのアウトを三振で奪い、好調ぶりを見せつけました。春に左ひざを疲労骨折した辻田投手も、伸びのある速球を軸に1回を3人で抑えてくれました。辻田投手は「今日はストレートも変化球も高めに浮いて、当てられてしまいました。40点ぐらいですから、次は70点、80点と、どんどん100点に近づけていきたい」と、誓いを立てていました。
「最初は全員硬さもありましたが、夏の初戦ですから、まあこんなもんでしょう。山中も辻田もいつも通りの投球ができてよかった。あとは(怪我でブランクのある辻田投手は)マウンド感覚」と佐々木啓司監督は話しました。6年ぶりの夏の甲子園、そしてチーム初の春夏連続甲子園出場、佐々木監督の「三元号(昭和・平成・令和)甲子園勝利」へ、熱い夏がいよいよ幕を開けました。7月3日の代表決定戦、北北海道大会と続く〝甲子園ロード〟に挑むクラーク国際ナインに、全国から応援をお願いします! 

【第104回全国高等学校野球選手権大会北北海道大会空知支部予選Aブロック1回戦】

岩見沢緑陵  00100=1

クラーク国際 00623=11

【バッテリー】

山中、辻田ー麻原

【二塁打】

辻田(3回)

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