【男子サッカー専攻】 プリンスリーグの札幌第一に1点差で惜敗
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)北海道・札幌地区予選2回戦が5月19日、札幌市内で行われました。創部3年目で、ブロックリーグ4部のクラーク国際(クラックス)は、3−4でプリンスリーグの札幌第一高校に及びませんでした。
リーグ戦のカテゴリーで4段階上のチームに、クラックスが2度も追いつく粘りを見せました。0−1の後半2分、左サイドバックのDF中村修斗(3年)がドリブル突破から中央にクロスを上げると、そのボールをゴール前でつなぎ、最後は前日ハットトリックのFW山田遥斗(1年)が押し込みました。
再び2点を追う展開となった後半12分には、GKとMFの二刀流プレーヤー柳澤湧斗(3年)を右サイドに投入。ムードメーカーが「みんな!ここちょっとキツイけどがんばろう!」と大声を張り上げると、3分後に再びFW山田、その1分後にはMF福島快斗(1年)が決め、同点としました。「体はギリギリの状態でしたし、2点リードされて気持ちも折れそうでしたが、1年生の時から一緒に頑張ってきた柳澤がピッチに入ってきて、戦う気持ちが戻ってきました。北海道トップレベルのチームに2度も追いつけたことで、目標が〝北海道大会出場〟から〝全国大会〟に変わりました」と中村主将は話しました。
試合終了5分前に得点を許して金星こそ実現しませんでしたが、「勝てるチャンスはあった。それでも1点届かなかった。このわずかな差を秋の選手権までに埋めて、今度は必ず北海道大会に進もう」と伊藤壇監督。
次こそ上のステップへの道を切り開いてくれるはず。今後も応援をお願いします!
【令和4年度全国高校総合体育大会(インターハイ)男子サッカー札幌地区予選2回戦】
クラックスVS札幌第一高校
前半0−1
後半3−3
合計3−4
得点 山田2、福島快