【学習】 情報Ⅰ ~知的財産権について学ぶ~
1学年で行われている「情報Ⅰ」の授業を紹介します。
今回の授業のテーマは、「知的財産権」。知的財産とは、知的活動によって生み出された創作物やアイディアのことで、財産的な価値のある情報のことをいいます。
知的財産というのは保護と活用という2つの背面があること、また発明品が世の中に普及するためにあるものであって、何かを禁止したり独占的に誰かがなにかを得るためにあるものではないことにこの授業を通じて学ぶことができました。
授業の中では、具体的なシチュエーションが設定され、授業の中で意見交換をしました。例えば、面白いと思った他人のツイートを、スクリーンショットで撮影し、その画像をツイートする行為は…法律上セーフ?アウト?
生徒たちがグループワークから見出した答えは・・・
●他人のツイートを丸写しで投稿した場合、丸写しをしたツイートに創作性があれば著作権侵害に当たる
●ツイッターの利用規約ではNGとされている。正規のリツイート機能を使わずにスクリーンショットで他人のツイートを引用するツイートをすると、著作権法上の正当な引用とは認められず、著作権侵害に当たる。
法律を覚えるのではなく、この行為が行われると「誰か困る人はいないのか」「誰かが不利益になる人はいないのか」という視点で話し合うことができたようです。