クラーク高校創立30周年記念行事開催!全国のクラーク生とオンラインで21世紀の宇宙課題に取り組む!
クラーク記念国際高校は1992年に創立して今年で30周年を迎え、これを記念して9月29~30日の2日間で30周年記念行事を実施しました。「これまでの30年これからの30年」というテーマで探求学習を通して、これからの時代に必要とされる非認知能力を育む機会となっています。
初日はアルピニスト野口健さんによる講演があり、富士山やエベレストなどの清掃活動を通してみえてきた様々な地球温暖化の影響についてご講演いただきました。札幌白石キャンパスと苫小牧キャンパスは合同で参加、登山プロジェクトなどクラークと関わりのある三浦豪太氏が来校し、生徒たちとともに札幌白石キャンパス周辺の環境問題に目を向けて「スポGOMI 」を実施しました。チームのメンバーと制限時間内にゴミを拾い、ゴミの量と質でポイントを競い合うスポーツです。学年をまたいだチーム編成の中で互いに協力し合い、達成感のある1日となりました。
2日目は、宇宙工学技術者の伊藤美樹さんによる講演からスタート!株式会社アストロスケールでゼネラルマネージャーを務め、人工衛星の作成にも関わっています。スペースデブリという、役目を終えた人工衛星やロケットの一部、爆発・衝突によって発生した破片が宇宙にもたらす脅威についてご講演いただきました。その問題についてグループに分かれて探求学習。今の自分たちには何ができるのか、意見を出し合い考え抜きました。
今回の行事は全国のキャンパスをオンラインで繋ぎ、約5000名以上の生徒が参加しました。クラーク高校の壮大なスケールメリットを生かした、実りのあるイベントとなりました。