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 【授業】PASONA農援隊とコラボ! ~淡路島の課題を発見し、解決を目指す~ 淡路島を実際に訪れ、様々な課題と直面。どのようにして解決するのか!クラーク生のアイデアが淡路島の光となるか。

今回の探求授業はPASONA農援隊に協力いただき、淡路島のフィールドを調査します。淡路島で働く方々の話を直接聞き、様々な課題と直面していることを知り、淡路島が抱える現在の課題を解決すべく、生徒たちが知恵を絞ります。様々な意見を出し合い、生徒たちが積極的にコミュニケーションをとり、グループワークを通して、課題の解決を目指します!

目次

第1回淡路島訪問!ガイダンスをしにパソナワーケーションハブへ

5月23日火曜日に、淡路島にあるPASONA農援隊のワーケーションハブ鵜崎に訪問しました。三宮キャンパスだけでなく、全国に数あるクラーク高校の中の、近畿圏4つのキャンパスが集結し、キャンパス同士の横のつながりを深める好機となりました。

今回の授業の概要を聞き、今の淡路島の産業や観光の特徴を踏まえたうえで、どのような課題があるのかを皆で話し合いました。PASONA農援隊の方々が、ガイダンスをするだけでなく生徒たちの素朴な疑問に丁寧に答えてくださり、いろんな課題を生徒たちが自ら考えて発表することができました。

第2回淡路島訪問!豪華な昼食タイムで淡路島の素体を生かした料理に舌鼓

5月30日火曜日に第二回の淡路島訪問を実施しました。前回のガイダンスを踏まえ、淡路島にある養鶏場や漁港、レストランなど4か所をめぐり、現地の方々と交流しました。

11時ころに到着するも、あいにくの雨模様で、生徒たちの気分もなかなか上がってこない中、淡路島の食材を生かしたレストラン「陽・燦燦」で昼食をいただきました。

おいしい料理に加え、音大出身の従業員の方による打楽器の演奏も実施していただき、優雅な時間を過ごすことができました。生徒のいきいきとした表情が魅力的でした。もちろん、ここでも売り上げやお客さんの特徴などについての話を聞き、店の抱える課題を知ることができました。

淡路島の課題調査フィールドワーク ~北坂養鶏場~

昼食を終え、北坂養鶏場へと到着しました。約10万羽の鶏が飼育されているこの養鶏場では、本当においしい卵がたくさん産まれるのと引き換えに、管理の難しさや、餌代の高騰、昨今の鳥インフルエンザの流行による殺処分の問題など、様々な課題が明らかとなりました。鶏の迫力に怖がる生徒もいましたが、養鶏場の方の話を聞き、どのように鶏を育てればおいしい卵を産むのか?など積極的に質問し、鶏の飼育に興味を持つ生徒もみられました。

新鮮な生卵や、それを用いたプリンを販売する直売所も訪れ、お土産に。と購入する生徒もたくさん。淡路島に卵のイメージがなかったという生徒がほとんどで、貴重な情報をゲットすることができました。

淡路島の課題調査フィールドワーク ~香りの館パルシェ~

養鶏場を後にした生徒たちは、次の目的地香りの館パルシェに到着しました。香りの館パルシェは約30年前に建てられた建物の老朽化や、近年淡路島にOPENしている様々のレストランや商業施設にお客さんが流れてしまっているという課題に直面していました。しかし、実際に見学した生徒たちは、ロケーション抜群の立地や、きれいな花畑、いい匂いのする線香や香水に心を躍らせていました。課題解決のため、どのような解決策が浮かび上がるのか、注目です。

淡路島の課題調査フィールドワーク ~津名漁港~

最後の目的地である、津名漁港に到着しました。漁師の方々と、漁師の男性に嫁いできて、漁師さんが普段食べているような魚料理を提供する食堂をOPENした方の話をお伺いしました。後継者不足や、美味しいのにサイズや見た目の問題で売りに出せない魚がたくさんいるといった悩みが明らかになりました。また、淡路島では釣ることができないマグロや鮭が乗っている海鮮丼を、淡路島のお店で売っていることに違和感をもっている。売りには出せないけどおいしい魚がいっぱいあるので、それをぜひ知ってほしい。そのための何かいい案はないかなどのリクエストを受けました。

生徒たちも真剣に話を聞き、漁師の世界を知って驚く生徒も多数。課題解決に向け、どのような提案ができるのか。こちらも要チェックです

まとめ 〜ここからがスタート!〜

一日かけてのフィールドワークで、体力を使い、様々な話を聞いて頭もしっかり使い、本当に充実した時間を過ごしてくれました。ご協力いただいたすべての方々に感謝の気持ちを持ち、課題解決のために議論を重ねていくところこそ本授業の最重要事項です。

淡路島の課題の解決策を提供するという形で、恩返しができるように精いっぱい知恵を絞りましょう!ここからが本番です!

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