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【学校行事】 「クラーク宇宙の日」イベント実施

2024年11月11日(月)、「クラーク宇宙の日」イベントを実施いたしました。本イベントは、2023年にクラーク国際の生徒が開発した人工衛星「ClarkSat-1(愛称:AMBITIOUS)」の宇宙打ち上げを記念したもので、地球と宇宙のつながりに焦点を当て、課題解決への意識を高めることを目的としております。

午前には全国のクラーク国際キャンパスと連携し、専門家による講演を通じて宇宙開発の現状や未来について学ぶとともに、地球環境との共存を考える機会となりました。具体的な内容としては、朝日新聞デジタル企画報道部 次長の東山正宣氏による、「宇宙開発と研究の最前線、日本人の月探査から流れ星観測まで」というテーマで宇宙メディアの観点から見た宇宙開発の意義や影響力、情報発信の重要性についての講演を行っていただきました。講演はYouTube Liveにて配信され、全国の生徒たちが同時に視聴できる形で実施。宇宙に関する学びを深めると同時に、生徒の主体性や国際的視野を養うことを目的としました。

午後には、「宇宙の日」イベントの一環として、神戸の複数エリアに分かれてスポーツゴミ拾い、通称「スポゴミ」を行いました。スポゴミは、環境問題に対する意識を高めるとともに、学生同士が協力して楽しく街をきれいにする活動です。日常的に通っている街を新たな視点で見つめ直し、心地よい生活環境の維持に貢献しました。

学生たちは、ゴミ袋を手に、重さを競うルールの下、無我夢中で清掃活動に取り組みました。普段は見られないほどの熱心な姿勢でゴミを拾う学生たちの姿に、多くの感動が生まれました。また、この活動を通じて、学生一人ひとりの新たな魅力が垣間見え、教育現場に新たな風を吹き込む結果となりました。

そもそも、宇宙活動と環境保護は、一見すると異なる分野に思えますが、実は共通のテーマ「持続可能な未来」を目指しています。宇宙ゴミ(スペースデブリ)の問題解決に向けた研究が進む中で、地球上でのゴミ問題に対する取り組みがますます重要になっています。宇宙に挑戦する精神と、地球を守る責任は、どちらも次世代への大切なバトンと言えるでしょう。

今回の「宇宙の日」イベントとスポゴミ活動を通じ、学生たちは宇宙規模の視野で地球環境を考えることの重要性を学びました。今後も、宇宙や環境に関するテーマを通じて、生徒の成長と社会貢献の可能性を広げていきます。

【写真①】活動様子

【写真②】活動様子

【写真③】活動様子

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