【学習・教育】相手に伝わる話し方や伝え方って?~1年生ピアアシスタント~
クラーク記念国際高等学校では、ピアアシスタントという授業を行っています。1年生で基礎課程の授業を行い、2年生以降に専門課程の授業を行っています。
ピアアシスタントはピアが仲間、アシスタントが支援者を意味し、クラーク国際の仲間同士、同級生や先輩、後輩同士で悩みなどを相談しあい、一緒に問題解決するためのコミュニケーションスキルを身につける授業です。
そして1年間の授業を通して、最後には検定を受け、合格するとピアアシスタントの資格を取得することができます。
本日1年生のピアアシスタント基礎課程では、相手に伝わる話し方、伝え方について学びました。
普段私たちは「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」を使ってコミュニケーションをとっており、実際に話す言語コミュニケーションである「言葉」もとても大切ですが、それを伝えるときの声質や、目線、表情などの非言語コミュニケーションもとても重要です。
今日はその両方が大事だということを体験するために、連想ゲームをしました。
まずは「言語コミュニケーション」バージョンでの連想ゲームです。プロジェクターに投影された、「猫」や「パソコン」などの単語を言葉のみでヒントを与え、連想してもらいます。猫やパソコンも、猫のポーズやタイピングをするジェスチャーをすればすぐに伝わりますが、言葉のみの説明だと意外に難しいことがわかりました。
次に「非言語コミュニケーション」バージョンでの連想ゲームです。次は言葉は禁止で、ジェスチャーのみで単語を伝えます。「野球」や「サッカー」などはジェスチャーですぐに伝わりましたが、「楽しい」や「恐怖」などの感情をジェスチャーのみで表すとニュアンスが似ている表現もあり、うまく伝わらないことが多かったです。
この体験を通して、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションどちらも大切で、また話している内容とそれを伝える非言語コミュニケーションが一致していることも重要だと学びました。