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【学習・教育】タンパク質の変性を学ぶ理科実験!~豆腐を作ろう~

厚木キャンパスの理科探究の時間では、生徒の興味を刺激し、主体性や課題解決力、協調性を磨くために、さまざまなグループ活動を導入しています。


 今回は、“タンパク質の変性”をテーマに実験授業を行いました!タンパク質は、アミノ酸とよばれる化合物が多数結合した高分子化合物であり、結合したアミノ酸の総数や配列順序により、非常に多くの種類のタンパク質が存在しています。そんなタンパク質ですが、熱や酸・塩基、金属イオン等による影響で、分子構造が変化することでその性質や機能が失われる“変性”が起こることが知られています。


 今回の実験では、身近なタンパク質の“熱”による変性を見ていきました。皆さんは、ゆで卵を作ったことはありますか?生卵の加熱による形状変化は一目瞭然ですね!熱変性は食材の調理の際にも利用されていますので、身近な例として覚えておきましょう。


 さて、生徒は市販の豆乳から豆腐をつくる実験を行いました。塩化マグネシウムという物質が主成分となる“にがり”を用いることで、豆乳に含まれるタンパク質に変性が生じます。こちらは、“金属イオン”による変性ですが、身近な調理方法にもさまざまな科学が関係していることがわかります。固まった豆腐は“ろ過”することで余分な成分を除去しています。興味を持ったら是非家に帰ってからもやってみましょう!

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