【学習・教育】相手に伝わる話し方や伝え方って?~1年生ピアアシスタント~
クラーク記念国際高等学校では、ピアアシスタントという授業を行っています。1年生で基礎課程の授業を行い、2年生以降に専門課程の授業を行っています。
ピアアシスタントはピアが仲間、アシスタントが支援者を意味し、クラーク国際の仲間同士、同級生や先輩、後輩同士で悩みなどを相談しあい、一緒に問題解決するためのコミュニケーションスキルを身につける授業です。
そして1年間の授業を通して、最後には検定を受け、合格するとピアアシスタントの資格を取得することができます。
本日1年生のピアアシスタント基礎課程では、相手に伝わる話し方、伝え方について学びました。
普段私たちは「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」を使ってコミュニケーションをとっており、実際に話す言語コミュニケーションである「言葉」もとても大切ですが、それを伝えるときの声質や、目線、表情などの非言語コミュニケーションもとても重要です。
今日は相手に伝わる伝え方や話し方を意識するためにワークを実施しました。
最初は背中あわせになって、1人は一方的に最寄駅から自宅までの道のりを伝えます。そのときに相手の反応をみてはいけませんし、地図を書いている側も質問をしてはいけません。
どきどき不安な中スタート。相手の表情や様子が見えないと伝える側も聞く側も難しく、うまく伝えることはできませんでした。
2回目はお互い顔をあわせて、相手の反応を見ながら説明をします。しかし地図を書く側は質問はしてはいけません。2回目は顔を合わせたことにより相手の反応もみながら説明ができるため、1回目よりかなり完成度が高い地図が完成しました。
このワークを通して相手に伝わる話し方や聞き方は、相手の表情を見ながら、相手のペースにあわせ、簡潔にまとめたり、トーンを意識したりと様々なことを学びました。
次回は話の聴き方を学びます!