【学習・教育】相手を支援する方法を考えよう!~1年生ピアアシスタント~
クラーク記念国際高等学校では、ピアアシスタントという授業を行っています。1年生で基礎課程の授業を行い、2年生以降に専門課程の授業を行っています。
ピアアシスタントはピアが仲間、アシスタントが支援者を意味し、クラーク国際の仲間同士、同級生や先輩、後輩同士で悩みなどを相談しあい、一緒に問題解決するためのコミュニケーションスキルを身につける授業です。
そして1年間の授業を通して、最後には検定を受け、合格するとピアアシスタントの資格を取得することができます。
本日の授業では、具体的な相手の支援方法を学ぶために、まず初めに自分が大切に思っていることを5つ書きだしてもらいました。そのグループで共有すると、一人ひとり大切に思っていることが違うということがわかり、お互いを大切にして話し合うためには、相手をより理解する必要があると学びました。
次に「提案」と「おせっかい」の違いについて考えました。提案は、いろんな解決策を提示してあげるけど、決めるのは相手、おせっかいは相手がのぞんでいないのにこちらが主導で行動してしまうことと、グループで話し合い意見を交換しました。
最後に相談にのるとは何かということについて考え、あくまでも相談相手が主役で、相手をアシストするつもりで支援することが大切だと学びました。
本日の学びで改めてピアアシスタントは、相手が最終的にさまざまな問題を自分で解決していく力を身に付けられるように支援する存在ということを確認し、みんなの感想では、提案とおせっかいの違いについてわかった、実際に相談にのるとき気をつけたい、おせっかいにならないようにしたいと、前向きな感想がよせられました。
次回も具体的な支援方法を学びます!