【総合進学コース】社会科ゼミで飛鳥時代の探究発表!
総合進学コースの数あるゼミ選択授業の中で「社会科ゼミ」を受講している3年生の松下優生さんに先日ゼミで行ったグループ発表について話をきいてみました!
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『社会科ゼミでは飛鳥時代の文化や出来事を6つの班に分かれて調べてきました。調べた内容は6月19日と26日にゼミ全体で発表しました。
私の班では飛鳥時代の建築様式や仏教、食事についてプレゼンテーションをしました。プレゼン資料の作成にあたって班では『世界三大微笑』、『日本最古の屋根瓦』などの興味深い内容を取り上げ、私は蘇と言われる牛乳を固めて作った日本最古のチーズについて取り上げ、いくつかの記事から情報をピックアップし、聞き手が楽しめるようにクイズ形式にしてまとめました。この他にも庶民、役人、貴族の食事について歴史的背景を織り交ぜて説明しました。今回のプレゼンテーションで大変だったことは、記事の内容が正しいのか確かめるため、複数の記事を見比べて、調査したことです。飛鳥時代の資料が少ないこともあり、ほとんどの記事が憶測を含ませた内容であったため情報の真偽を判断するのに相当な時間を要しました。プレゼン発表ではアクシデントもありましたが、メンバーでカバーして、無事終えることができました!
社会科ゼミは全学年合同ですが1年生が最も多く、調べ学習の経験がまだ浅い中でも驚くほど詳しく尚且つわかりやすくまとめられていて、他の班の発表にも驚かされました。また内容もそれぞれに個性があり、ある人は「聖徳太子は本当にいたのか?」と言う疑問を聖徳太子の所持品とされる地球儀から考察しており、つい時間を忘れて聞き入ってしまうほど素晴らしい発表でした!』
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このように生徒たちは自分たちで問いをもち情報を収集し、それをアウトプットするかたちでコンピテンシーを身につけていっています。
松下さん、探究&発表の過程での学びや発見がたくさん見えてくる感想をありがとう!!