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【総合進学コース】Mission:絵本の企画を考えよ!~企画書を通してアイデアの伝え方を学ぶ~

総合進学コースでは将来の夢を探すための多種多様な探究授業を開講しています。木曜日は新たな価値を生み出す力と様々なツールを使い発表する表現力を養うことを目指すSSEという授業があり,約70名の生徒が選択しています。今回は303BOOKSの編集者常松心平さんを講師にお迎えし,アイデアを伝えるための効果的な方法を学びました。事前に絵本作家のひろたあきらさんから特別メッセージをいただき,絵本の企画書作成に取り組むことが発表されました。講義当日は常松さんから,まず,編集の仕事や絵本が出来上がるまでの流れをお話しいただきました。編集者はいわば本の制作に関する「何でも屋」のような存在で,絵本作家とデザイナーと連携を取りながら1つの作品を作り上げていくそうです。編集者という言葉はこれまでに何度も耳にしていても,実際にどのような仕事をされているのかは知らなかった生徒が殆どで,多岐にわたる仕事内容に驚いていました。
 後半は,絵本作家ひろたあきらさんに提出する企画書を作成しました。ひろたさんの絵本『ぷり』も参考にしながら,「印象に残るタイトル」を決め,「面白さの中に子供たちに伝えたいこと」を盛り込んだストーリー案を考えます。イメージしていることを文字にして表現するのは意外と難しく,なかなか企画書が提出されませんでしたが,数人の生徒の企画書に常松さんからの講評をいただいたのきっかけに,続々と企画書を書き上げることができました。常松さんからは「若手編集者よりもいろいろなアイデアが出ているかもしれない!」と生徒の発想力に驚きのコメントをいただきました。
 授業を通してプレゼンテーションの経験を重ねてきた2,3年生にとっては,文字だけでアイデアを伝えないといけなかったので,この点に難しさを感じていたようです。このように,総合進学コースのキャリア分野では新しい価値を創造する発想力に加えて,それを様々なツールで表現する力も育てられるような授業を展開していきます。

本のページ数は4の倍数になるなど出版の豆知識も教えていただき興味津々です
一人ひとりの企画書に講評をいただきました

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