【新3学年】学校生活についてインタビューしました！

日々の勉強や授業、実行委員やボランティア活動を頑張っている総合進学コース(グローバルサイエンス専攻)の村山さんに、学校生活についてインタビューしました。

《入学前どんなことが不安でしたか？》
まずは登校ができるかということ、そして友達ができるか学校を楽しく過ごせるかなど、生活という面で特に様々な不安がありました。

《なぜクラークを選んだのですか？》
私は小学校3年生から学校へは登校せず、高校生からは登校を再開したいとは思いつつも、いきなり週5日間朝からというのは抵抗があり通信制高校を中心に探していました。そんな中、クラークのオープンキャンパスでサイエンスの授業を体験をしてとても興味を持ちながらも、不安もあり最終決定の直前まで完全な通信制の高校とクラークとで迷っていました。しかし個別面談の際「不安もあるかもしれないけど、不安を理由にするよりも自分の興味のあること、やりたいことを優先したほうが良いんじゃないかな。」という言葉をかけてもらい入学を決心しました。その選択は今考えている進路にも影響を与えてくれています。

《クラークに入学してよかったと感じてることは？》
クラークでは不安だった登校を自分のペースですることができました。最初は週に1回ほどは休んだり、難しい日はお昼から登校することもありましたが、そのうちにだんだん抵抗が少なくなり、いろいろな背景を周りの皆が持っているという安心感から日に日に学校生活が楽しくなっていきました。また私はいわゆる世間で不登校と言われるものはネガティブなことではなく自分に合う道を探すための道の一つと考えています。クラークは毎日登校してテストでいい点を取ることだけが正解とは言わず個人の得意や道を見つけてくれる学校だなと思っています。そんな高校に入学でき、自分の好きなことを見つけられたことが、入学してよかったと思うことです。

《現在の学校生活はどうですか？》
現在では実行委員やボランティア、イベントごとなどに意欲的に参加し、最初と比べアクティブになったと感じます。不安だった友達についても、今では学校へ行く楽しみになる程です。放課後はよく集まる友達と最終下校ギリギリまで話していたりします。1年生の頃のクラスメイトとは3年生に進学する今でもとても仲が良く、逆に2年生のクラスメイトはまた違った居場所にもなっています。また実行委員などで出会う他学年の生徒とのコミュニティなどいろいろな交流の場があってとても楽しいです。学校を”楽しむ場所”だと強く感じるようになりました。

《特に力をいれていることは何ですか？》
クラークには挑戦する機会が多くあり、その機会を多く活用してきました。学校説明会や入学式などの実行委員活動や全国のクラーク生の集まる高校生環境サミットやプレゼンコンテストへの参加などの特別行事への参加はとても刺激的でそこで出会える友達もおり、とても楽しいです。
中でも2年次に経験したオーストラリアへの留学は特別で少しずつ変わりつつあった僕を決定的に変えた転機であったと思います。そこから元々好きだった理科に加えて国際的にも活動したいと進路を考える上でも大きな影響をうけました。

《コース授業で好きな授業は？》
私は総合進学コースのサイエンス分野に所属をしていますが、中でも好きなコース授業はやはり『実験』です！授業では液体の色を変えたり人工いくらを作ったり親しみやすい実験からまさしく化学という実験まで広く行います。まず座学で知識を持ち、行う実験について理解を深めたのちに結果を予想し試行します、班の中でそれぞれが自分の役割を自主的に見つけ、どうしたらよりスムーズに、正確に実験を行えるのか考えながら取り組んでいます。結果なかなか予想通りにはいかないわけですが、それだけでは終わりません。
何故予想と違う結果が出たのか、何かを間違えて期待する反応が起こらなかったのか、はたまた別の反応が起きてしまったのか、結果から予想とのギャップから考察を行い、最終的にはそれら実験の概要、原理、結果、考察をまとめてレポートを提出します。
小さい頃から理科が好きな僕にとってはどの内容も刺激的でまた上述のような授業の方針から自分もとても成長できるように感じてきました。この授業の魅力は実験ができること！仲間とともに他の授業以上の共同作業ができること！理系への進路も開くことができること！ではないでしょうか。

《今クラークへの入学を考えている中学生にメッセージをどうぞ！》
高校選びは人生においてとても重要な影響を持っているのではと私は今までの2年間で感じてきました。ここでの選択は卒業後の進路から将来何をしたいかまで強く影響します。とはいえ「これでいろんなことが決まっちゃう！」とあまり気負いすぎずにどうか心の赴く方へ進んでほしいです。選択を悩むことも、大変だと感じることもあると思いますが、その選択肢はどれもあなたの中の興味や可能性を引き出したり、助けたりしてくれるとても貴重で嬉しいものだとも思います。あなたの興味や情熱を解放するために、もしくは見つけるために、ぜひあなたに1番合う場所を見つけてください！