【宇宙米】宇宙米は美味しく育ったのか?~米の成分検査に挑戦!~
クラーク国際では全国のキャンパスで宇宙米の育成にチャレンジしています。横浜キャンパスでは収穫したコメの成分を確認するため,全農パールライス株式会社神奈川精米工場を訪問しました。5階建ての工場では玄米タンクから計量タンクまで空気搬送を採用し,多層階によるエリア管理を行いHACCPに適した工場環境が整えられています。今回は工場見学をさせていただくだけでなく,実際に玄米や精米の品質グレードを測るための機器で,横浜キャンパスで収穫した玄米を検査していただきました。
検査を終え,生徒からは「農家さんの作っている米は正常米が約97%に対して自分たちの作った米は約8%とあまりにも少なかったです。少ないことは予想をしていたけれども,それでもやっぱり残念な気持ちになりました。また,農家さんの作った米と目視で比較すると差は明らかで、農家さんのつくったものは色が透き通っているのに対して,自分たちの作ったものは白く濁っていました。自分たちの作ったものは量も少なく、お椀一杯の米を作るだけでも大変だなと感じました。」
今回は,稲が病気にかかってしまったため早めの収穫となってしまったことも原因の一つと考えられます。そのため,次回は病気を防げれば,より良い品質の稲を収穫できるのではないかと期待が膨らみました。