【3学年】総合学力記述模試(7月)を実施しました。
7月2日(土),横浜キャンパスを会場に総合学力記述模試が実施されました。キャンパスで実施される模擬試験は3年生になってから2度目。前回の大学入学共通テスト模試は3年生全員が必須受験でしたが,今回は特別進学コースと希望者を対象とした記述形式の模擬試験です。横浜キャンパスでは例年,国公立大学を第1志望にする特別進学コースが必須受験にしているほか,総合型選抜の機会が比較的少なく一般選抜を視野に入れる必要のある理系で進学する生徒たちが多く受験しています。6月の大学入学共通テスト模試と今回の記述模試を国立大学2次試験として判定する「ドッキング判定」も行われるため,国公立大学の志望校判定はマーク式と記述式の配点などが反映された実際を想定したものが得られます。とは言え,この時期の模擬試験はまだ合格確率を見るものではなく,学力の伸長を確認する意味合いの大きなものです。特に,理科や地歴公民の選択科目や数学Ⅲなど,単元学習がこれから完了するものばかりです。これらの科目は定着を図るための十分な演習時間を確保することはなかなか難しく,変な言い方ではありますが,いかに効率よく得点力をあげていくかが重要でもあります。その際に模擬試験の結果は自分の状態をいち早く知る手段になります。また,この時期になると,知っているはずの知識がきちんと得点に結びついているのかどうかも大切な視点です。3年生はこれから各大学の個別試験の特徴に合わせた対策も始めなければいけません。その前にしっかりと自分の学力を把握して,一つひとつできることを積み重ねていきましょう。