【3学年】高校生活最後の宿題は「私の履歴書」マイストーリー

自分の人生を「物語（マイストーリー）」として執筆し新たな視点で自分の過去に出会い，これからの人生を探求していくものです。生徒たちは自分自身に深く向き合い，自分の気持ちを大切にしながら過去の出来事に意味付けをしていきました。
新たな視点での振り返りを通して，未来に向かうきっかけとなることを願っています！

【横浜キャンパスのグローバル大志賞に選出された川端さんのマイストーリーより抜粋】
今私は中学生の時，不登校になって良かった，そしてクラークに出会えて良かったと思えている。不登校を経験していなかったら，ここまで自分の心と向き合うことはなかっただろうし，自分の個性が何なのかもわからなかっただろう。クラークに入ってたくさんの人に助けてもらったお陰でまた人を信用できるようになったし，人のために何かをしたいと思えるようになった。インターナショナル専攻に入っていなかったら，今も未だ狭い世界の中で自分自身を探していたかもしれない。
卒業を目前に控えた今，こうして振り返ってみると自分もしっかり成長していたんだなと思う。進学する上智大学では英文学科でジェンダーや演劇について学ぶ予定だ。その他にも学校説明会実行委員の経験を活かして学生職員として活躍したいという希望もある。
（中略）
3年前の私からすれば今の自分は「誰？」というレベルで変貌を遂げた訳だが，今でも自分に100％の自信を持てるかと問われば答えはNOかもしれない。それでも不登校だった経験をポジティブに捉え，当時の自分に誇れる姿にはなれていると思うのだから一生に一度の高校生活は私にとっても大切な時間だったと思う。