【学習】教科探求WEEK 刀剣博物館〜1000年前以上から続く伝統と技術に触れる〜
クラーク記念国際高等学校さいたまキャンパスではこれからの時代に求められる『答えのない問い』に対して答えを探す探究学習を実施しています。
さいたまキャンパスでは2月26日(月)〜3月1日(金)の期間を教科探究WEEKと題して、生徒は自分の行きたい場所を候補から決めて、そこで本物に触れることで感じられることや疑問に思った点を中心に教室で探究の授業を実施しました。
今回紹介するグループは両国にある刀剣博物館へ行き、探究学習に取り組みました。日本刀はアニメやゲーム、漫画でもモチーフとして多く扱われるものです。本来は武器ですが現在は武器としての役目で使われることはほとんどなく、美術品として扱われています。武器でありながら、美術品として鑑賞にも堪えられる美しさを持つ珍しいものだと思います。
生徒は博物館に訪れる前に事前学習として日本刀について製法や産地、刀匠の出身地などについてまとめ、自ら問いを設定をしました。そして当日は事前学習で各自・各グループが考えた問いと仮説を頭に置きながら見学をし、その訪問した先で生まれた疑問や発見から問いと仮説を再検討する機会としました。博物館では平安時代や鎌倉時代に作られた刀も見ることができ、1000年近く前に作られたとは思えないほど美しく輝く刀身に魅了されていました。また、来館者の多くが外国の方で、海外にも日本刀は人気があるということを体験することができました。