社会課題解決への実践者を目指す『SDGs探究ゼミ』
SDGs探究ゼミについて
「SDGs探究ゼミ」は、全22回の授業を通して、SDGs(持続可能な開発目標)についての基礎知識を得て、課題の見つけ方や課題解決を、全国にある学習拠点を繋ぐ「オンライン授業」と「対面授業」を組み合わせて学ぶプログラムです。
講師は、グローバルリーダーを育成するための教育プログラムを開発するタイガーモブ(株)代表の中村寛大さんと、インドネシア・バリ島を拠点に活動する気候変動・環境研究者の高間剛さん。理論だけでなく、実践的な社会課題解決のためのフィールドワークやグループワークに取り組み、2023年度は100名近い生徒が受講しています。
授業では、インドネシア・バリ島が抱える問題をSDGsの課題として取り上げました。インドネシア・バリ島は世界のトップリゾートとして知られていますが、近年、許容範囲を超えた観光客が押し寄せるオーバーツーリズム、いわゆる観光公害によるゴミ問題などが深刻化し、観光地としての存続が厳しい状況に陥っています。
気候変動がもたらす米作やコーヒー栽培など第一次産業への打撃も大きく、生産者は不安定な収入や貿易の不均衡に苦しむなど、多くの課題を抱えています。授業では、現地と生徒をオンラインで繋ぎ、それらの課題から関心のあるテーマを選び取り組みました。
※高間剛(たかま・たけし) 英国・オクスフォード大学で環境地理学の博士号を取得。現在はインドネシア・バリ島で環境シンクタンクsure.coを立ち上げ、環境保全活動に関する多くの取り組みに従事する。ストックホルム環境研究所(SEI)研究員、インドネシア・ウダヤナ大学の客員教授などを兼務。
※SDGs(持続可能な開発目標):気候変動、貧困、差別など世界が抱える17の課題を2030年までに解決することを目指す世界共通の目標。国連が2015年に採択した。
SDGsゼミを「SMART広報部」がレポートしました!
SMART Studyコースで実施している「学び」について、「もっとたくさんの方に知ってもらいたい!」という思いで発足した「SMART広報部」。
今回は「SDGs探究ゼミ」の授業について、「SMART広報部」がレポートします!
SMART広報部レポート
「SMART広報部」部員の紹介
「オンラインインタビュー」を私たちが行いました!
CLARK SMART東京 SMART Studyコース(3年)白井さん
SMART広報部員としての意気込み
私はCLARK SMARTで、全国で繋がれる・自分のペースで通えるという特徴を活かしてさまざまな活動に励んでいます。SMARTを一言で表すなら、「自分の好きを見つけられる場所」です。「SMART 広報部」では、今までの自分の経験を活かして読者の皆さまの需要に沿った活動ができるよう尽力します!
将来の夢
思考を止めない作家を目指す!
CLAR K SMART千葉、SMART Studyコース(2年)竹井さん
SMART広報部員としての意気込み
’’委員会や授業など自分のやりたいことを自分の好きなように取り組める’’というCLARK SMARTの特徴を存分に使い様々な活動に取り組んでいます。
そんな自分だからこそ伝えられるSMARTの良さをもっと多くの人に知ってもらい、より良い選択肢を提供できるよう頑張ります!
将来の夢
子どもの心に希望を灯す、小児科医になる!
「オンラインインタビュー」で応えてくれました!
CLARK SMART横浜、SMART Studyコース(2年)佐賀さん
SMART広報部員としての意気込み
積極的に委員会や部活動に参加していたところ、「SMART広報部」からお声がけをいただきました。まだまだ有り余った熱意をより形にしたいと思います。高校の進路に悩んでいる中学生の方やその保護者様に、希望に溢れた選択肢を提供できればと、活動を進めています!
将来の夢
日本語教師として世界で活躍したい!
取材を終えて
オンラインが普及してきた現在。対面などのリアリティが今後重要になってくるので、ゴミ山などを実際に自分の目で見るという経験をしてきた佐賀さんをすごくリスペクトしています。またインタビューさせていただいている側も答えを聞き、新たな考えや相手の行動に刺激を受ける良い時間となりました。佐賀さんも、インタビューを受けて、バリ研修の余韻が冷めてきたころだったので、改めて思い直し、これからも頑張っていこうという気持ちになれた時間になったとのことでした。
インタビューが終わった後、お互いが夢に向かって行動していることを発表し合いましたが、それぞれ別の場所で夢に向かって、行動して、お互いのモチベーションが上がる良い機会となりました。
(
白井&竹井)