【授業】ピアアシスタント
クラーク高校では、SST(Social Skills Training:社会技能訓練)を取り入れた学生カウンセラー育成プログラム「ピアアシスタント」を展開しています。このプログラムは、生徒たちが実践的なコミュニケーションスキルを学び、他者との関わり方を深めることを目的としています。
本日の授業では、「気持ちとは何か」「気持ちはどこにあるのか」というテーマに焦点を当てました。授業の冒頭では、気持ちの要素を以下の4つに分類し、それぞれを詳しく説明しました:
- 生理的反応:身体が感じる変化(例:心拍数や呼吸の変化)。
- 認知評価:出来事や状況をどのように解釈するか。
- 行動反応:感情に基づく行動や表現(例:笑顔、涙)。
- 主観的体験:個人が感じる内面的な感覚や感情。
これらの基礎知識をもとに、気持ちを他者に伝える技術へと繋げるための前段階として、言語・非言語コミュニケーションについて学びました。特に、言語コミュニケーションの難しさに焦点を当て、実際に体験するワークを行いました。
生徒たちはテーマパークの地図を使ったワークを通じて、言葉で正確に情報を伝える難しさを体感しました。地図の詳細を相手に伝える作業は簡単ではなく、言葉選びの重要性を学ぶ良い機会となりました。ワーク中は笑顔が絶えず溢れ、生徒たちは楽しみながら学びを深めていました。
このように、クラーク高校のピアアシスタントプログラムは、実践的なスキルを通じて生徒たちの社会的スキルを向上させることを目指しています。今後も、多様なテーマを取り入れた授業を通じて、生徒たちの成長を支援していきます。