【連載コラム】オタクの通り道 #1
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【連載コラム】オタクの通り道 #1
新年度からキャンパス長になった吉田考一と申します。年齢は49歳。
これから毎週、週1ペースでこのHP上にコラムを連載したいと思います。
内容はタイトルの通り、物心ついた時からオタクとして生きてきた吉田が思うことを、つらつらと書き連ねていこうと思います。
ちなみに吉田がもっとも得意とするのはマンガで、アニメ、レトロゲー、TRPG、ガンプラ、クトゥルフ、ロードバイクなどのジャンルが得意科目です。
さて、今回は「オタクの定義」について吉田の思うことを語りたいと思います。
昨年までCLARK SMARTのオンライン授業で「サブカルチャー概論」という授業を担当していました。そこではアニメ・マンガ・ラノベ・クトゥルフ神話などについて論じていました。いい年こいたオタクが一方的に特定の話題について喋りまくるという、授業かどうかも怪しい時間です。
その授業の中でも何度か「オタクの定義」について触れたことがありました。
吉田の思うオタクの定義とは「特定の作品や事象だけを好きで詳しいのはただのファン。複数のジャンルをクロスオーバーして自分だけの論を持てた時、人は初めてオタクになれる」というものです。
これはオタキングこと岡田斗司夫さんが名著『オタク学入門』の中で述べている定義でもあります。
論、なんていうと随分難しいもののように思うかもしれませんが、それほど難しいことではありません。
たとえば『葬送のフリーレン』が好きで好きでたまらないとします。そこからファンタジーというジャンルに興味を持ち、小野不由美『十二国記』や水野良『ロードス島戦記』などの日本の正統ファンタジー作品に遡り、やがては現在のファンタジー作品すべての原典とも言えるトールキンの『指輪物語』や、ダークファンタジーの嚆矢とも言えるM・ムアコックの『エルリック・サーガ』まで読み漁って海外ファンタジーと日本のファンタジーの差異や、現在隆盛を極めている異世界転生系作品によく見られる「ゲーム的ファンタジー」との差異を語れるようになったら、それはもう立派なオタクです。こちら側へようこそ。
もしくはフリーレンのコスプレを続けて、衣装の素材感まで考えていくうちに、ファンタジー世界の縫製文化にまで考えが及ぶようになれたら、間違いなくオタクです。もう戻れません。
だめだ、全然簡単な例にならない……。
ともかく「それのみ」が好きなだけ! というのはただのファン。
そこから発展的な知識のツリーを作れた時、人はオタクになるのです。
もう一度言いますね。
こちら側へようこそ。

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