【ペット生命科学コース 救助犬トレーニング合宿】2日目:午前
初日に担当犬との顔合わせをし、今日から本格的な訓練が始まります。まずは午前中の内容についてご紹介します。散歩、犬舎掃除、手入れ、訓練のための講義と4グループに分かれ、ローテーションをして全てのグループが訓練までの基礎的な活動を行いました。
散歩は単に犬の散歩をするのではなく、犬の様子を観察しながら、尿や便の様子を確認してその日の体調を確認します。また、散歩するときの注意点や持ち物の確認をしてから散歩のスタートです。褒める時も大袈裟にしてしまうと、犬のテンションが上がってしまい、犬をコントロールできなくなってしまいます。その時々によって褒め方や触り方も考える必要があることを学びました。
午後の訓練では、服従訓練:全ての訓練犬の基礎、熟練訓練:大きな道具を使用した応用の服従訓練、アジリティ:障害物競走をグループに分かれて犬と一緒に学んでいきます。良い訓練=良いコミュニケーション、自分の伝えたいという意思(ハンドラーの意思)の意味を100%理解してもらうことが大切である。例えば、お座りというコマンドは素早く、座れをして、次の指示が出るまで状態を保つ、そして、飼い主を見ている、ここまでの一連の流れが訓練士が行うお座れのコマンドの意味です。訓練の方法も時代とともに変化があります。ただ、変わらないものもあります。それは犬との信頼関係を築くことです。
合宿は4日間という短い期間でその信頼関係を築かなければなりません。しかし、それができると普段の訓練もスムーズに行うことができます。高校生の時から、世界的な訓練士の先生方、世界で活躍している犬と一緒に学べるのはクラーク国際ペット生命科学コースだけ!