【ペット生命科学コース】〜ヤマザキ動物看護大学での高大連携業〜
ペット生命科学コースでは、高大連携授業としてヤマザキ動物看護大学で、実際に大学の先生から直接の講義を受ける事ができます。
午前中の授業は「動物行動学」です。
動物の行動はなぜ起こるのか?どのようなメカニズムで起こるのか。など、動物行動学を学ぶことです。犬や猫を幸せにする方法を探っていく、という学問の使い方をする事ができれば、学びを有効に使うことができていると言えるのではないでしょうか。動物は言葉を話すことができないため動物の行動は、体の状態と体の状態の動機づけとなります。
動物の行動を理解することは、動物の体の状態、心の状態に寄り添う事になり、適切なコミュニケーションを取ることができるようになります。
実際に動物の写真を見ながら、行動から考えられる動物の心理を探ります。動物の心理的要因から起こる動物の体の動きを知れば、一見同じように怒っているように見える犬にも、「恐怖」が隠れていることがわかります。甘えているように見える犬が実は怯えていたことがわかります。
私たち人間は、動物が喜んでいるのか、怖がっているのかの判断を誤るとお互い幸せになれません。
動物の行動を学ぶ事で、人間と動物の共存がなされ、互いに幸せになれるのだとわかりました。
人も動物も、相手のことを知ることが相手の心を知り、相手に寄り添うことができるのだとわかりました。