【ペット生命科学コース:ヤマザキ連携授業】
クラーク記念国際高等学校東京キャンパスでは、午後の授業は全てコース活動に充てられています。自分の好きをとことん追求するすることのできる8つのコースに分かれており、それぞれの好きと向き合います。ペット生命科学コースでは、理科や動物が好きな生徒が集まっています。
このコースでは、ヤマザキ学園グループの大学や短期大学などとの高大連携授業を行っており、高校在学中から、大学に赴きより動物に関する専門的な授業を受けることができます。今回は、神泉にあるヤマザキ動物看護専門職短期大学でグルーミングの授業を受けてきました。
午前中は、4人1組のグループに分かれ犬のグルーミングを行います。今回は大型犬を中心に行いました。まず、各作業台にあるカルテを確認します。カルテには、犬の名前、飼い主の名前、特徴、注意などが記載されています。今日の犬種は、サモエド、シベリアンハスキー、ボーダーコリー、チワワです。
最初に行うことは、健康チェックです。コミュニケーションの一環として犬に触りながら、傷や異常がないかチェックします。その際に、脈拍や体温、体重も測ります。
次に、お風呂に入れる前にブラッシングを行い、毛玉や抜け毛を取ります。その後大型犬は2人で一頭を運びお風呂に連れて行きます。しっかりお湯で濡らしてからシャンプーです。
再び作業台に戻り、しっかり乾かします。今回は、換毛期ということもあり、たくさんの毛が抜けてみんな毛だらけになりながらお世話をしていました。
午後は、マヌカン犬でカットの練習です。ハサミの持ち方から基本的な動かし方を教わり、脚の毛を整えます。初めての一年生にとっては中々難しく、思い通りに指が動かず苦戦していました。
大学では、毎日練習することで誰もが上手に切れるようになるそうです。