【ペット生命科学コース】
クラーク東京キャンパスペット生命科学コースでは、介助学という授業があります。この授業は、補助犬の一種である聴導犬の育成トレーニングおよび普及活動を目的として実施しています。
授業では基礎的なトレーニングから聴導犬となるまでに必要となる訓練を行います。生徒たちにとって犬と一緒に学ぶことができる貴重な授業となっています。多い時は8匹、平均5匹の大小様々な犬とトレーニングすることができます。授業は学校内だけではなく、学外でも学びも行なっていきます。10月には東京ビックサイトで開催されてた国際福祉機器展に参加し、補助犬全般と介助が必要となる社会について学びました。
ここまで学んだことを含め「聴導犬をどうしたら普及できるか」を題材として、各グループがプレゼンテーションを行いました。聴導犬の歴史や実働頭数について調べたり、聴導犬の認知度についてアンケートを実施した上で、聴導犬育成の現状、課題を学び、どうしたら聴導犬を普及できるかと生徒たちの意見をまとめました。
生徒たちの発表からは、育成に費用がかかるという課題においてはクラウドファンディングをして資金集めをすることや国に対して助成金の緩和、認知向上に向け、学校での研修やセミナーの開催、企業とのワークショップを実施することなどが出ました。今回の発表ではそれぞれの具体的なアクションではなく、目標を発表した形となりました。
来年1月のオープンキャンパスでは、聴導犬についてオープンキャンパスで発表させていただきます。ぜひ、1年間の勉強した成果をご覧ください。お待ちしています 。