【ペット生命科学コース :地域探究】~野生動物との共生について考える~
クラーク記念国際高校東京キャンパスは、生徒の興味・関心に合わせて学ぶことができる、多彩なコース活動を展開しています。今回は、ペット生命科学コースの「地域探究」の授業についてご紹介いたします。 この授業は、1年生から3年生までの生徒が地域の問題を調べ、科学的に解決することをテーマとしています。前回の授業では、学校周辺の戸山公園を散策しました。東京キャンパスは新宿区にあるのですが、戸山公園には緑が沢山植えられており、都会のオアシスとして地元の皆さんの憩いの場となっております。戸山公園の生物を調べたところ、アジサイやヒメジュオン、けやきなど計画的な植生が見られました。新宿区という土地柄、野生動物と出会うことはありませんでした。
今回の授業では、野生動物と人間のトラブルを調べました。人間が被害を受けているトラブルから、動物が被害を受けているトラブルまで大小さまざまな問題がありました。世界的に問題になっているのはウミガメのプラスチックによる被害です。プラスチックのストローが海に流出し、ウミガメの鼻に刺さる被害が起こったことを知り、世界的に紙のストローが普及されるようになったの話です。日本における問題も調べれば沢山あることがわかりました。
今後は、これら問題に対し私達人間が動物にやさしい解決策として何ができるのかをグループで考えていきます。