【ペット生命科学コース】1年生授業「生物多様性入門」をご紹介します!
クラーク東京キャンパスでは、午後は8つのコーラに分かれて、自分の興味関心のある分野を学ぶことができます。
ペット生命科学コースは、動物が好き、理科や数学が好き、環境問題に興味がある人におすすめのコースです。
生物多様性入門の授業は、コースの1年生全員が対象の授業となっており、主に地球環境や、生物多様性についてグループワークを中心に学んでいきます。
これまでは、SDGsや地球上に起こっている問題について調べてきました。
今回のテーマは「トキ、パンダ問題」についてです。トキやパンダなど、絶滅に瀕した生物はたくさんいます。私たち人間は、絶滅の危機から生物を守ろうと言っていますが、そもそもなぜ守らなければならないのか、守る必要かあるならばその理由は何だろう?という点について改めて考えることにしました。
この問題については、様々な意見が交わされており、「正義の生物学」と言われています。生物多様性を守ることを当たり前と考えるのでは無く、その確かな理由を考えることは、当たり前を疑うという所からグループで話し合いました。何が正解と、答えを出すことではなく、どうしてそのような考えに至ったのか自分で調べた根拠をもとに意見を交わしていきます。この日は、トキやパンダがなぜ絶滅・絶滅危惧種となったのかを調べることから考え始めました。この日の意見は、守るべきというグループと、絶滅は仕方がないというグループが激しい意見を交わしていました。
今後は、さらに地球の歴史から生物の繁栄と絶滅の歴史について学んでいきたいと考えています。