【ペット生命科学コース】馬房実習~プロから学ぶ!馬の扱い方~
クラーク国際東京キャンパスには特色のある8つのコースがあります。ペット生命科学コースでは、ヒトと動物、ヒトと環境を繋ぐ架け橋となり、社会に貢献できる人材の育成を目標に日々学習しています。イヌやネコなどの身近な動物から、ウマ、イルカなどの大動物まで様々な実習を行っています。今回は12/27に実施した馬房実習の様子をお伝えします。
まずは生き物のお世話の基本となる厩舎の掃除から。手分けしてボロ(馬のフン)取り、水の補充、通路の掃除、厩舎のチップの補充を行いました。
馬、ポニーにもそれぞれ個性があり、かまって欲しくて甘噛みしてくる子もいれば、厩舎に入っても全く気にしない子もいます。
今年度2度目となる実習のため前回よりもスムーズに、慣れた手つきで取り組むことが出来ました。
午後はポニーのお手入れをしました。ポニーが逃げないように固定する紐の結び方、蹄の間の泥取り、ブラッシングなどを行いました。
一通りお手入れを終えて、牧場の外にポニーを連れていき、馬追に挑戦しました。馬追とは、馬に触れることなく自分の思う方向へ馬を動かすことです。その後、馬に触れながら自分の思う方向へ動かすことに挑戦しました。
触れられるなら簡単なのでは?と思う生徒も多くいましたが、馬追とはまた別の大変さがあります。動物を自分の思う方向へ動かすことは、ヒトと動物が共存していくために必要なスキルとなります。上手くいかずに悔しい思いをした生徒も多かったですが、「どうしたら成功したのか」「何に気をつけるべきか」を自分達で考え、実践することが成長に繋がったと感じます。
ヒトと動物の共存、そのための架け橋となることを目指しているペット生命科学コースの生徒たちにとって、身近な動物だけでなく大動物との接し方を学ぶことはとても大切な機会です。継続することで気づくことも多くあります。この実習をただ「楽しかった」で終わらせるのでなく、次の実習や将来に繋げていってほしいです。