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【ペット生命科学コース】救助犬トレーニング合宿3日目〜実技試験〜

ペット生命科学コースでは、ヒトと動物の共存、そして、ヒトと動物の架け橋になる人材育成のため、学校で座学と実技授業を行なっています。そして、そのカリキュラムの中で、環境の整った中で実技力を向上することができる救助犬トレーニング合宿を実施しています。

コロナ明け、昨年度より復活し、3泊4日で長野県に行きました。救助犬になるために必要なハンドラーの技術面を強化するカリキュラム。一緒にトレーニングするのは東北の震災や熱海の土砂災害などで活躍した犬達。脚側歩行や平均台等不安定な場所でもハンドラーの指示を聞くことができるように犬とトレーニングを行います。

合宿3日目となると生徒と担当犬の仲は、家族のようなもの。宿泊所から訓練所に移動し、犬を犬舎から出してもらうときの生徒達の笑顔は、大切な家族との再会のようです。

目次

最後の練習

3日目の午後は人の横で犬を歩かせる脚側行進の試験があります。午前中は、試験に向けて最後の練習をしました。どのように歩けば、先生達のように歩けるのか。犬に信頼してもらいながら歩行ができるのか。グループでも考えながら確認を行いました。昼休みには氷鬼をしてコースの仲間の交流を図りました。

昼休みには野生の鹿を見ました。そんな自然あふれる中での合宿です!

実技試験

午後の本格的な実技試験では、犬もただならぬ雰囲気を察知しているようでした。いつも練習ではうまくいっている脚側行進や伏せなどが、試験ではできずに悔しい思いをしている生徒もいました。

ですが、どんな場面でも犬とコミュニケーションをとって、練習通りにできるようにすることが大切です。この合宿で生徒達は、実技面だけでなく、精神面も鍛えることができます。

最後は最優秀賞、理事長賞、特別賞、努力賞の発表があり、選ばれた生徒達は満足感に満ちた顔をしていました。その後、担当犬と先生方と一緒に記念撮影を行なって3日間の実技練習が終了しました。

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