【習熟度】2年生化学基礎〜物質について「拡散」実験〜
クラーク国際東京キャンパスでは、主要5科目の授業をSから Eの6段階の習熟度別で行っています。
科目によって自分の得意、苦手に合ったレベルで授業を受けることができます。
2年生 化学基礎 Dクラス
この日の授業では、物質が水中や空気中で広がる様子を実際に実験で確かめました。
水の温度が低いときと高い時では、どちらが早く、広く広がっていくのか。
最初に予想をしてもらいました。多くの予想は「温かい方が早く広がる」でした。
実際に冷たい水とお湯に、インクを入れてインクの広がりを確認して、結果を発表してもらったところ、何と半分のグループが、「冷たい水の方が広がった」と答えました。
教科書としての正解は「温かい方」です。
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では、半分は実験失敗なのでしょうか?
理科では、この時失敗という言葉は使いません。
何が原因で、このような結果になったのかを引き続き調べたり、考えたりすることで、「失敗」ではなく「学び」となります。
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今回は、実験の準備から開始までに時間がかかりすぎた事で水の温度差がなくなってしまったのではないか?という意見が出ました。
今後も、教科書からだけではない学びを体験しましょう。